猫の『二次診療』って何?知っておきたい3つのこと かかりつけ医との違いなどを解説

猫の『二次診療』って何?知っておきたい3つのこと かかりつけ医との違いなどを解説

近年、猫をはじめとしたペット医療にも「二次診療」が増えていることをご存知でしょうか。かかりつけ医との違いも含め、二次診療について詳しく解説します。

1.猫の二次診療とは?

「二次診療」とは、より専門的な医療が必要な場合に提供される診療のことを指します。この用語は人間の医療だけでなく、動物医療でも使われています。

猫の場合、一般的なかかりつけ医である獣医が初期診療(一次診療)を行いますが、症状や疾患が複雑である場合、さらに詳細な検査や治療が必要な場合、一次診療では技術面や設備面で難しい場合に、専門的な診療が行われるのが二次診療です。

2.かかりつけ医と二次診療の違い

かかりつけ医との違いは主に専門性にあります。かかりつけ医(一次診療)は一般的な健康管理や基本的な疾患の診断と治療を担当し、基礎的な医療サービスを提供します。

一方、二次診療は特定の専門知識を持つ獣医師が行うため、より高度な検査機器を使用したり、特殊な治療を施したりすることがあります。

例えば、猫が特殊な皮膚病や心疾患を抱えている場合、かかりつけ医は一般的な治療を試みた後、専門の動物病院や特定の分野に特化した獣医師に紹介することがあります。

このような専門の獣医師が提供する診療が二次診療にあたります。

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