年上に対して抱くギャップ1位は「時代錯誤な言動」
一方、19~39歳は年上に対してどのようなジェネレーションギャップを感じているのでしょうか。年上の人に対して、ジェネレーションギャップが「ある」と回答した人は78.9%でした。
年上に対して感じる価値観の違いについて聞いたところ、1位は「セクハラ・パワハラなど時代錯誤な言動」、2位は「飲み会が好き」、3位は「根性・ガッツで仕事をする」でした。
1位の「セクハラ・パワハラなど時代錯誤な言動」について選んだ理由を聞いたところ、
「『生理痛で休むのは根性がないからだ』とか2人目を妊娠した先輩には『旦那との夜がよっぽど良いんだな』とか言っていた。『昔はこれくらい普通だった』はもう通じない」(愛知・20代・女性)
「注意をするときにいちいち人格否定をしてくる」(茨城・20代・男性)
「「制服の話で男性の前でも平気で、『あなたは胸がないからSサイズでしょ』と言われた時は目が点になった」(埼玉・30代・女性)など、実際に言われて傷ついた人からの回答が多いようです。
2位は「飲み会が好き」を選んだ人は、
「飲み会をすればコミニュケーションが取れていると思っているところがズレている」(神奈川・30代・男性)
「飲みの場で泥酔することが多く、周りの迷惑を考えずに大きな声を出したりする」(兵庫・30代・女性)
などのコメントを寄せており、飲み会で半ば強制的に距離を詰められることに抵抗感を感じている人も多いようです。
ポジティブなジェネレーションギャップもある
ネガティブなジェネレーションギャップばかりではありません。年上の先輩だからこそ、尊敬できる部分も多いようです。
「先輩のここがすごい」と思うところについて聞いたところ、1位「仕事に関する知識」、2位「トラブル対応力」、3位「メンタルが強い」という結果でした。
一方、年上の先輩社員も若手社員に対してネガティブなイメージばかりをもっているわけではありません。「若手のここがすごい」とおもうところについて、1位は「情報収集能力が高い」、2位「プライベートを大切にできる」、3位「ちゅうちょなく転職・退職をする」という結果でした。1位の「情報収集能力が高い」で、半数以上の52.9%が若手のすごさとして挙げました。
世代間ギャップについて、調査を行った「ミライのお仕事」は、「お互いに煙たがってしまいがちですが、今回の調査では年齢差があるからこその良さもたくさん見つかりました」とコメントしています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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