「使いたい」「使いたくない」どっちが多い?
婚活情報サイト「マッチングアプリ大学」が、東京都が今夏にも提供開始予定のマッチングアプリについてアンケート調査を実施しました。全国の18~39歳の未婚男女384人(東京都在住117人)を対象に、2024年6月5~11日にインターネット上で行われたものです。
東京都がマッチングアプリを始めることを知っているかを尋ねる問いでは、全回答者のうち「知っている」と答えたのは30.0%にとどまり、「知らない」は50.5%に上りました。都民のみの回答では「知っている」が34.2%と微増し、「知らない」は41.0%となっています。
東京都のマッチングアプリを使ってみたいかどうかについては、全回答者のうち「ぜひ使いたい」12.0%、「どちらかと言えば使いたい」29.9%で、計41.9%。「どちらとも言えない」は22.1%で、「あまり使いたくない」「全く使いたくない」の合計は36.0%でした。
使ってみたい理由は「安心して利用できそう」「結婚を真剣に考えている人が多く登録しそう」「悪質ユーザーが少なく真面目な出会いができそう」など。逆に使いたくないと考える理由は「マッチングアプリはすでにたくさんある」「行政が運営することで利用制限が多そう」などの声がありました。
マッチングアプリのイメージ
事前面談「コミュ障だから落とされそう」
東京都のマッチングアプリは、顔写真付きの本人確認書類や独身証明書または戸籍謄本、年収の証明、最終学歴など15程度の項目への登録や書類の提出が必要と報じられています。
こうした運営・登録方法委に関してアンケートでは「安心できる」が41.7%、「面倒くさい」が27.9%、「情報漏えいが心配」が26.0%という結果になりました。
さらに、登録のためには担当者とのオンライン面談も必要とのことで、これに対しては「面倒くさい」が39.4%、「安心できる」が21.6%、「必要性が疑問」19.5%、「何を聞かれるか不安」12.5%となっています。
X(旧ツイッター)でも東京都のマッチングアプリに絡んだ投稿が相次いでおり、
「行政提供・丁寧な運営のアプリができることで、アプリ婚活の健全化が進むのではないか」
「民間のアプリより信頼感がある。本気で結婚したい人には良さそう」
と言った肯定的な意見がある一方で、
「手続きが面倒くさ過ぎて誰も使う気にならないのでは?」
「顔面偏差値が低い自分は行政アプリだろうが結果は変わらない……」
「コミュ障だから事前面談で落とされるんだろうな」
など、否定的な見方の方が優勢になっているようです。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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