若い世代は度数低めかノンアルコールを選ぶ傾向
mitoriz(東京都港区)が、「アルコール飲料に関する調査」を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年4月、消費者購買行動データサービス「Point of Buy(R)」の会員3000人を対象に、インターネット上で行われました。アルコールの分類は、アルコール度数によって「ノンアルコール飲料(アルコール度数0.00%/お酒風味)」、「微アルコール/低アルコール飲料(アルコール分0.01%~3.5%程度)、「一般的なアルコール飲料 (アルコール分約4%~7%程度)」、「ストロング系酎ハイ(アルコール分8%以上)」の4つに区分しています。
「良く購入する商品」について、最も多かったのは「一般的なアルコール飲料(50.8%)」で半数を占めました。また、「ノンアルコール飲料(23.5%)」と「微アルコール・低アルコール飲料(17.0%)」も合わせて40%を超えており、アルコール度数が低い商品やノンアルコール商品を選ぶ人の比率も低くはない結果となりました。
年代別では男女ともに若い年代ほど「ノンアルコール飲料」「微アルコール・低アルコール飲料」を購入している比率が高く、30代以下は男女共に50%を越えており、年代が高くなるほど「一般的なアルコール飲料」「ストロング系酎ハイ」の比率が上がっています。
どんな時にアルコール飲料を飲みますか?
お酒を飲むシチュエーションは「ひとりでゆっくり過ごすとき」が最多
日頃からお酒を飲むと回答した2446人を対象に「飲酒するシチュエーション」を調査しました。「ひとりでゆっくり過ごすとき(47.6%)」「食事を楽しむとき(43.2%)」「リフレッシュ・気分転換したいとき(38.0%)」の順に続きました。良く購入する商品別で見た場合もノンアルコール飲料を選択した以外、全てで「ひとりでゆっくり過ごすとき」がトップにきており、ひとりで飲む派の人が多いことがわかります。
一方でノンアルコール飲料を良く購入している人は「大人数で集まって楽しむとき(41.6%)」や「友人・パートナーと過ごすとき(30.6%)」が上位にきており、普段はアルコールを控えているものの、人と過ごす際に周りに合わせて付き合いなどで飲酒するケースが多いようです。
配信: LASISA