猫には『ドライフルーツ』が危険な4つのワケ 最悪死に至ることも…

猫には『ドライフルーツ』が危険な4つのワケ 最悪死に至ることも…

ドライフルーツ自体は猫も食べることができますが、与える際には注意が必要です。また果物のなかには、猫が食べると中毒を起こしたり、アレルギーの原因になったりするなど危険なものもあります。猫にドライフルーツを与えることで考えられる危険について紹介します。

3.肥満や糖尿病の原因になる

上にも書きましたが、ドライフルーツには糖分がたくさん含まれています。そのため少しだけのつもりでも、糖分の過剰摂取につながるおそれがあるのです。

猫が糖分を過剰に摂取すると、肥満の原因になります。肥満は糖尿病などの病気の原因にもなり得るため注意が必要です。また果物に含まれているブドウ糖やショ糖は血糖値を上昇させ、高血糖の原因にもなります。

そのほか肥満になると、関節の病気、心臓病、呼吸器の病気、脂肪肝などの病気が懸念されます。

このようにドライフルーツは、猫にとってさまざまな病気の危険因子となり得るのです。

4.食物アレルギーの原因になる

猫の食物アレルギーの原因には、マンゴーやパパイヤなどドライフルーツに使われる果物もあるため注意が必要です。

もしドライフルーツを食べたあとに体をかゆがる、嘔吐や下痢などの消化器症状が見られるといった場合は、食物アレルギーの可能性があります。

食物アレルギーは、口のかぶれやかゆみ、口周辺の炎症などの軽い症状から、命にかかわる重篤な症状(アナフィラキシーショック)を起こすこともあります。

気になる症状があれば、早めに動物病院を受診することをおすすめします。

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