3.肥満や糖尿病の原因になる
上にも書きましたが、ドライフルーツには糖分がたくさん含まれています。そのため少しだけのつもりでも、糖分の過剰摂取につながるおそれがあるのです。
猫が糖分を過剰に摂取すると、肥満の原因になります。肥満は糖尿病などの病気の原因にもなり得るため注意が必要です。また果物に含まれているブドウ糖やショ糖は血糖値を上昇させ、高血糖の原因にもなります。
そのほか肥満になると、関節の病気、心臓病、呼吸器の病気、脂肪肝などの病気が懸念されます。
このようにドライフルーツは、猫にとってさまざまな病気の危険因子となり得るのです。
4.食物アレルギーの原因になる
猫の食物アレルギーの原因には、マンゴーやパパイヤなどドライフルーツに使われる果物もあるため注意が必要です。
もしドライフルーツを食べたあとに体をかゆがる、嘔吐や下痢などの消化器症状が見られるといった場合は、食物アレルギーの可能性があります。
食物アレルギーは、口のかぶれやかゆみ、口周辺の炎症などの軽い症状から、命にかかわる重篤な症状(アナフィラキシーショック)を起こすこともあります。
気になる症状があれば、早めに動物病院を受診することをおすすめします。
配信: ねこちゃんホンポ