【おしごとストーリー】根元からコシのある太く長い髪に!社内でも愛される髪悩みの名品「セグレタ育毛エッセンス」を企画する人

【おしごとストーリー】根元からコシのある太く長い髪に!社内でも愛される髪悩みの名品「セグレタ育毛エッセンス」を企画する人

隠れたロングセラーや、実は社員に人気…。“中の人”だからこそ知る、名品たちの秘密や魅力を編集部がインタビューしていく「おしごとストーリー」。今回は花王・ヘアケアブランド「セグレタ」のマーケティングを担当する陸 怡君(ル・イチュン)さんを直撃。開発の裏側から仕事に対する思い、自身も愛用しているという「セグレタ育毛エッセンス」のおすすめの使い方までを伺いました。

大人の髪悩みに寄り添う、セグレタ育毛エッセンスの魅力とは?

陸 怡君(ル・イチュン)さん ヘアケア第1事業部に配属。「メリットキッズ」や「イネス」などを経て現在は「セグレタ」ブランドを担当

現在、陸さんが担当しているヘアケア製品が、「セグレタ」ブランド。「年齢とともに変化する女性の髪の悩みに向き合い、いつまでも美しくありたい大人の女性を応援するブランドとして誕生しました」2007年の発売以来、シャンプーやコンディショナーをはじめ、大人の地肌・髪質変化に着目し社内でもファンが多い人気商品だそう。「なかでも健やかな頭皮とハリコシ髪を育む“セグレタ育毛エッセンス”は、マーケティングチームの30代男性メンバーたちも気に入って使っています」

陸さんは商品企画をはじめた当初、メインターゲットが自分の年齢よりも少し大人の40代前後の女性ということもあって、丁寧にリサーチを重ねたとか。「年齢を重ねることによって気になってきた抜け毛、薄毛などが原因で『自信をなくした』や『外出したくない』という声も多く、なんとか解決したいと考え企画しました。実際に“セグレタ育毛エッセンス”を使っていただいて『鏡に映る自分が好きになった』とか、『毎日が楽しい』という声が届くと本当に嬉しいですね。多くの女性が、いつまでも素敵な髪で前向きに人生を楽しむためのお手伝いができたら」と笑顔を見せる。

本当にいいものを作るために。多くの人のアイデアを生かしながら商品を企画

さまざまな打ち合わせのため資料準備が必須。PCと向き合う時間も多い

入社して4年。「セグレタ」以外にもキッズ向け商品や頭皮ケアなど、ターゲットが異なる5つのヘアケアブランドを担当してきたという。

ひとつの商品が企画・開発から製品化されるまでに要する時間は、最短でも1年以上とか。「まずは市場調査を行い、商品のコンセプト作りからスタート。その後、研究チームと内容や成分の配合を話し合ったり、香りを決めたり。さらにデザイナーとパッケージデザインを考え、どんな広告が必要か、店頭での販促方法は…と、他部署の人と時間をかけて決めていきます」

陸さんにとって、こうした一つひとつのやりとりが楽しくもあり、ときには大変さを感じることも。「部署ごとに仕事のバックグラウンドも違えば、発想やアイデアもさまざま。『そんな視点もあったんだ』と発見が多く、刺激もたくさん。商品企画するたびに私自身も新しい視点から発信できるようになり、成長につながったと実感できるのが嬉しく、やりがいです」

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