職場で《舐められない》けど《嫌われる人》3選…まわりが“腫れ物”扱いしているケースとは

職場で《舐められない》けど《嫌われる人》3選…まわりが“腫れ物”扱いしているケースとは

舐められるのもイヤだけど

 日々、長い時間を過ごすオフィスでの人間関係は、良好なものであるほど仕事に専念できて効率もアップします。「私、職場でなめられてる?」と感じるのもつらいですが、逆に、なめられない振る舞いをすることで周囲から嫌われてしまうとしたら、それもあまり望ましい状況とは言えません。

 以前の記事(2024年6月13日配信「職場で《舐められる》人の特徴」)では、舐められやすい人の特徴として「優し過ぎる」「声が小さい」「すぐ謙遜(けんそん)する」などを挙げました。

 なめられない人とはつまり、これらと逆の行動を取っている人。堂々とした態度や自信を感じさせる振る舞いは、周囲に一目置かれるのに有効です。しかし一歩間違えればただ尊大なだけで、やたら気が強そう、関わりたくないと“腫れ物扱い”されてしまうケースも。

 職場でなめられない、なめられにくい一方、周囲から嫌われてしまうリスクのある言動とは、どのようなものなのでしょうか。

舐められないけど嫌われる行動(1)

 仕事上でのミスは、基本的に誰にでも起こり得ます。仕事は複数のスタッフで進めることがほとんどなので、ほかの社員がミスに気付いて大事になるのを防いでくれることもあるでしょう。

 ミスの大小、事態の軽重にかかわらず、誤りをした社員は即座に「すみません」「ミスを発見いただいてありがとうございます」と謝意を表すべきですが、ここで謝らない人というのが、どこの職場にも一人くらいいるのではないでしょうか。

「私が作業したタイミングではこのルールが正解でした。その後、内部で仕様変更でもあったのではないでしょうか」
「前任者からの引き継ぎ通りに対応しましたけど? まだ着任したばかりですし細かいことは分かりかねます」

などと、自分に責任はないと主張することに終始し、相手の感情をないがしろにしてしまえば、一緒に仕事をする同僚は決していい気分にはなりません。

 ミスを認めれば自身の社内評価に傷が付く、と懸念しているのかもしれませんが、まずはおわびと感謝を口にすることが肝要です。

 もし本当に自分自身の責任でないのであれば、丁寧なお礼を伝えた後で事情を話して相談するのがベター。「自分は悪くない」と強く主張するのではなく、あくまで相手の知らない事情があることを補足する程度にとどめるのがポイントです。


職場での人間関係をより良好なものにするために

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