夕食を帰宅後15分で食べ始めたい!
年々増加する共働き世帯。厚生労働省の「令和4年版 厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保-」(2022年)によると、2021年の共働き家庭は1247万世帯で、夫婦のいる世帯全体の約7割にあたります。共働き世帯の悩みの1つに平日の夜ごはん問題があります」。ママ向け動画メディア「mamatas(ママタス)」の2022年の調査では、「職場復帰する時に準備しておいて(しておけば)よかったこと」について、「もしもの時の子どもの預け先(39.2%)」、「夕食対策(36.2%)」が多い結果でした。
慌ただしく朝の準備をして出勤し、夕方保育園にお迎えに行く頃には心身共にもうくたくた。そんな時でも、夕飯をしっかり食べさせてあげたいと奮闘している保護者も多いでしょう。しかし疲れているのは子どもたちも同じ。夕飯を準備している間に子どもが寝てしまうことも……。2024年4月下旬頃、あるX(旧ツイッター)ユーザーが「結局共働きの夕食の最適解って何?」と投稿したところ、さまざまアイデアや意見が寄せられていました。
そのユーザーのお悩みは、「帰宅して15分以内に食べ始めたい。ホットクックはカレーくらいしか予約調理だとおいしくない。市販の冷凍食品は味が単調だし罪悪感もある」ということ。このように、「出来るだけ短時間で済ませたい」「簡単かつおいしいものが良い」と思う人が多いかと思います。世の中の共働き世帯ではどのような夜ごはんを準備しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
ミールキットのイメージ
ミールキットはタイパ面で優秀
最近増えているのは、調理に必要な食材を一式届けてくれるミールキットです。「生協」や「ヨシケイ」「オイシックス」などが人気で、「日中働いていても置き配で受け取れるし、買い物の手間もない」「入っているものを調理するだけだから、かなり楽」と、調理の手間だけでなく買い物の手間を減らせる利点もあります。
最近では、調理する必要もない宅配食サービスも多く登場。「つくりおき.jp」や「nosh」、ミールキットでも紹介した「生協」でも宅配食を扱っています。どうしても価格は割高になってしまうものの、「調理時間ゼロは超助かる」「平日は割り切って宅配食使ってる」など、時間と労力を判断した上で宅配食を選択している方も多いようです。
カット野菜のイメージ
配信: LASISA