暑くなってきましたね!
私が看護師として働くクリニックでは熱中症と疑われる症状の人もちらほら来院する季節となりました。
軽い脱水症では、風邪症状はないにも関わらず一時的に発熱を認めることがあります。
そこまでには及ばないにしても、子どもの熱中症・脱水症状を注意したい季節となりました。
まずはこまめな水分摂取を
タイトルにもあるとおり、まずは喉が渇く前にこまめに水分と摂る習慣をつけてください。
喉が渇いた、と感じてからでは体の中はすでに脱水傾向にあります。
「脱水症状」というほどではありませんが体の水分が減りつつあるため
「喉が渇いた」と感じるのです。
この時に飲む水は冷たい方が効果的です。
水分は腸で吸収される
口から入った液体が血液や細胞に取り込まれるためには体内で吸収する必要があります。
この器官が腸です。
胃を通過してから腸にたどり着くのですが、実は胃は、冷たいものが嫌いで早く送り出すのです。
温かい飲み物を飲んだ時、少しお腹が満たされたる感覚はないでしょうか?
温かいものは胃に少し溜まり、冷たいものはさっさと腸に送り出してしまう働きがあります。
なのでこの作用を逆手にとり、冷たい液体を摂取して、早く腸に届けて吸収してもらうのです。
冷たいまま持ち出す工夫を!
上記の理由から、某魔法瓶メーカーも
「水分摂取には5〜15℃が効果的」と謳って宣伝しています。
どこでもお茶や水が買えますが、缶やペットボトルでは、次第にぬるくなってしまいます。
我が家では、魔法瓶の水筒に大量に氷を入れて持ち出し
中身がなくなったらペットボトルの飲み物を購入し、氷の残った水筒に入れて冷やして飲んでいます。
水筒自体に重さがあるので大変ですが、子供は細胞外液が多く発汗しやすく
脱水にもなりやすいので、お出かけの時も氷一杯の水筒を頑張って持って行ってます!
コンビニなどでは凍った飲み物も売り出す時期なので
ぜひ「喉が渇いたときは冷たいものを摂る」ことを頭の片隅に入れておいていただけると良いかと思います。
<あんふぁんメイト AYUMI>
夫・長女4歳(幼稚園年中)
看護師。超長身娘を子育て中。
ずぼらで怠け者。週に数日はダラダラと…、気の向く日だけタイムトライアルで家事と家庭菜園!
配信: あんふぁんWeb
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