最もお世辞・社交辞令を使う都道府県は?
オンライン語学学習プラットフォームを提供する「Preply」が、「お世辞・社交辞令をもっとも使う都道府県についての調査」を実施し、その結果を発表しました。調査は、全国の20~59歳の男女4700人を対象に行われました。
調査では、10の設問を設定し、職場やパーティーなどの場で社交辞令やお世辞を使う頻度を調べたところ、もっとも使用頻度が高かったのは「兵庫県」でした。
兵庫県の人は実際には楽しめなかったパーティーやイベントでも、帰るときに主催者に「楽しかったです」と社交辞令を言う確率が全国でもっとも高いことが明らかになりました。さらに、「パーティーやイベントなどの社交の場で出会った人に対し、本当はもう会わないと思っているのに『また連絡します』『また近いうちに会いましょう』と言う」人や、「職場で上司や同僚に社交辞令として『今後飲みに行きましょう』と言う」人の多さが全国2位でした。「Preply」は、「兵庫県民はパーティーやイベントで積極的にポジティブな発言をする傾向があり、社交性の高さがうかがえます。また、職場でのコミュニケーションにおいても、相手との距離を縮めるために社交辞令で同僚を飲みに誘う傾向があるようです」と分析しています。
出世のためにお世辞を言う都道府県は?と
職場でお世辞・社交辞令を頻繁に使う都道府県は「福島県」が1位でした。「自分が出世するために上司にお世辞を言う」と回答した人が47都道府県で一番多い結果でした。他県では出世のための社交辞令を言わない人が多く、福島県の3分の1ほどしかありません。福島県の職場では仕事の成果や能力よりも、上司を含む同僚と良好な人間関係を保っていることの方が評価される傾向が強いのかもしれません。「Preply」は、「この結果は、福島県の職場文化が他の地域と比較して、対人関係を重視する傾向があることを示しています」と分析しています。
配信: LASISA