西岡剛、MLBのバッティングトレンドを徹底解剖 大転換の「フライボール革命」でMLBと日本球界の違いを解説<MLB's ON FLEEK>

西岡剛、MLBのバッティングトレンドを徹底解剖 大転換の「フライボール革命」でMLBと日本球界の違いを解説<MLB's ON FLEEK>

2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB’s ON FLEEK」#9が、ABEMAにて6月14日に放送され、MLBのバッティングトレンドを徹底解剖した。

■#9では

まずは、トレンドが大きく転換した、2017年の「フライボール革命」が紹介され、元MLB選手の西岡剛は「これまではライナーを打つことが基本とされてきたが、バットとボールの角度をつけてフライを打てば、そのままスタンドインすることがデータとして証明された」と解説する。

これに、元高校球児で番組MCのさや香の新山は「僕の学生時代は、バットを上から下にふり下ろす“ダウンスイング”で教わってきたのに!? 王貞治さんのイメージだった」と驚きの声をあげると、西岡は「日本人が結果を残すなら、ダウンスイングが正しいこともある」と続けて、「日本人はパワーがないから、“アッパースイング”にするとフェンスを越えられず、ホームランにならない。それなら、ダウンスイングで野手のあいだをぬいて、ヒットをねらったほうがいいという考え方もある」とMLBと日本球界の違いを解説した。

また、西岡が、MLB最先端のバッティングトレンド、ボールの軌道にバットをあわせ、点ではなく線でとらえる「レベルスイング」を実演解説し、「ダウンスイングはタイミングがあわないと打てなかったけど、レベルスイングはバッティングの幅が広がる」「MLB選手は、ボールに対してどのようにバットが入るかを意識していて、その結果としてレベルスイングになっている」と説明した。

新山は「日本球界でレベルスイングの選手はいる?」と質問すると、西岡は「成績を残している選手は、みんなレベルスイング。いかに早くボールの軌道にバットをのせられるかが大事で、その時間が長い選手が良いバッター」と答えた。

さらに、高校時代に4番バッターだった新山がバットをかまえると、西岡は「いいかまえ!」と絶賛するものの、いざバットをふると、「あ~打たれへんわ(笑)」ときびしい言葉をかけていた。

■「MLB算」

また、MLBにまつわる衝撃的な数字を紹介する「MLB算」のコーナーでは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手に関するマニアックな数字、2023年と2024年の大谷選手のバットの長さである「87.6センチ」と「86.4センチ」を紹介した。

使用するバットを変更することについて、西岡は「プロだったら変えたくない」と断言する。さや香の石井からの「1.2センチでもぜんぜん感覚が変わるんですか?」との質問に、西岡は「変わります。重心のバランスも変化する」と解説した。

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