メディア向け業界専門紙「The Bunka News」の発行をはじめ、活字業界の活性化のためのさまざまな取り組みを進めている文化通信社は、6月17日(月)より「こどものための100冊」キャンペーンを全国の主要書店にて展開している。
キャンペーンでは「こどものための100冊2024」カタログを15万部制作。全国の主要保育園、書店、図書館、関連企業の協力を得て、無料で数多くの子育て世帯に直接届ける。
絵本の魅力がたっぷり詰まったカタログ
昨今の生活環境の変化やSNSの普及、ゲーム時間等の拡大により、こどもたちが言葉や活字に触れる機会が減少し、国語力が著しく低下していることが、さまざまな統計により指摘されているという。そんな中「子どもたちの未来のために、良い本をたくさん読んでもらうきっかけをつくりたい」という思いのもと、2021年度より「こどものための100冊」キャンペーンを企画・実施し、今年で4回目を迎える。
「こどものための100冊2024」は、育児中の著名人22人に、本のプロである書店員・図書館員から各3人を加えた計28人が選んだ「子どもと一緒に読みたい100冊」のほか、教育評論家・尾木直樹氏による巻頭言「読書で創造の世界を飛び回ろう」、お笑いタレント・平野ノラ氏や絵本評論家・広松由希子氏へのインタビュー、教育学・発達心理学者の秋田喜代美氏によるコラムを収録するなど、絵本の魅力がたっぷり詰まった楽しいカタログとなっている。また、選者から育児中のパパやママに向けた心温まるメッセージも掲載されている。
カタログに掲載される著名人や、キャンペーンを応援する企業については、キャンペーン公式HPをチェックしよう。
今年のテーマカラーは、ライムグリーン
カタログは年ごとにテーマカラーを設け、毎年集める楽しさを演出する。
今年のテーマカラーは ライムグリーン。これまでのイエロー、ブルー、ピンクに続くカラフルな表紙は、並べるとまるで本箱のなかのクレヨンボックスのように、本棚に彩りを添える。
このカタログは主要保育園4社、並びに「赤ちゃん本舗」の協力により、幼児のいる家庭、約13万世帯に届るほか、キャンペーン参加書店店頭や自治体を通して配布される予定だ。
配信: STRAIGHT PRESS