紙パンツを促すのはハードルが高い!
以前から義父はトイレを失敗することが多々あり、紙パンツにするタイミングが来たと思って購入しましたが、嫁や息子に促されるのはプライドが許さないかもしれないと躊躇(ちゅうちょ)してしまい、義父には紙パンツのことを言えずにいました。
そんなとき、担当のケアマネジャーさんに相談してみると、「デイサービスでお風呂に入るタイミングで紙パンツにすることを促してもらいましょう」と言われ、着替えの中に紙パンツをしのばせてお願いしたところ、義父はすんなりと紙パンツをはいてくれたとのこと。以降、ずっと紙パンツを常用しています。
義父は、相変わらず言うことを聞かずに立ったまま用を足して床やズボンを濡らすこともありますが、便失禁のズボンの後始末に比べたらはるかに気がラクです。
まとめ
相手の尊厳を傷付けずに、やってほしいことを伝えるのは家族だからこそ難しいと感じた出来事でした。トイレの失敗や、失禁などを家族に指摘されるのは嫌だろうと遠慮してしまうことが多々あり、紙パンツを促すまでに時間がかかってしまいましたが、困ったときはやはりプロに相談したほうがすんなり解決するなと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/木村さえ
イラスト/おんたま
著者/シニアカレンダー編集部
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配信: 介護カレンダー
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