【北海道厚沢部町】こどもが主役の暮らしを家族で体験!保育園留学できるログハウス2棟が完成

寮則・設計原則KIDS

また、制限が多く大人重視の都市生活とは異なり、「保育園留学の寮」では、こども主義の設計と過ごし方を提案。

こども目線・こどもスケールを重視したK「Kids First/こども主義」、2週間の滞在に振り切る・幼児向けに振り切るI「In the Moment/今を生きる」、ダメと言わなくていいような設計・配慮がなされているD「Don’t say No/ダメ禁止」、空間・遊び方・過ごし方を制限/限定せず、創造性を解き放つS「Sandbox Style/砂場思考」という、設計の価値基準と、実際の暮らし方として寮則「KIDS」を定めている。

「とうきびの家」と「アスパラの家」

建物は、2023年にBESSの商品シリーズとして発売した平小屋「栖(すみか)ログ」。今回は特別にさらに仕切りをなくし、より広く遊べて、親子が安心して気配を感じ合える空間に変更したほか、

家の中の空中渡り廊下や、

隠れ家のようなロフトを設置して、こどもの創造性を引き出してくれる。

ログハウスのカラーリングは、厚沢部町の名産品にちなんだ「とうきびの家」と、

「アスパラの家」として設定。内装もそれに準じたカラー設計となっている。

ダイニングテーブルには、厚沢部町内「鈴木木材」による地元木材を使った大きなテーブルを採用。おもちゃとして、厚沢部発祥のメークイン型の厚沢部産の木材を使用した積み木「POTATOY(ポテトイ)」を導入した、地域に根ざした内装にも注目だ。

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