鹿児島のシンボルといえば桜島。 約26,000年前の誕生から現在まで、噴火活動を続けている生きた火山です。
「火山」なんて聞くと、行くのが大変そうだし遊べる場所なんてあるの?と思われがちですが、実は桜島は「学べる」「体感できる」「遊べる」がそろったまさに自然のテーマパーク!しかも鹿児島市内からフェリーで気軽に立ち寄れて、車なしでも楽しめる場所がたくさんあるんです。
そこで、1歳、3歳、5歳の子どもをもつ鹿児島出身の筆者が、小さな子でも無理なく楽しめて大自然を満喫できる桜島スポットをご紹介します♪
はじめて乗るフェリーにワクワク♪
桜島フェリーから桜島をのぞむ
鹿児島市内から桜島へはフェリーで渡ります。 フェリーは桜島地域と鹿児島市街地を結ぶ大切な交通手段です。通勤や通学に利用されるなど、県民の生活に根差した存在で、なんと24時間運航しているというから驚き! 日中は15~20分おきに出港しているので、待ち時間が少ないのもうれしいポイントです♪(車両を載せる場合は待ち時間が発生することも)
私たちにとっては、船に乗るってそれだけで特別な体験ですよね。子どもたちは生まれてはじめてのフェリーに大興奮! 甲板に出て海風を感じたり、だんだん近づいてくる桜島にワクワクしたり、はたまた船内でうどんを食べたりと大忙し。約15分で到着する、あっという間の船旅です。
桜島ビジターセンターで学ぶ桜島の歴史
着いたらまず、ざっくりと桜島について知りましょう。フェリーターミナル桜島港から徒歩10分のところにある桜島ビジターセンターへ。
桜島ビジターセンター入口
入口左手にあるシアタールームでは、桜島の成り立ちや桜島とともに生きる島民の生活、特産品や桜島の自然を活かした観光ツアーなどについての紹介映像を見ることができます。3歳と5歳の子どもも興味をもってずっと見ていられました。出入りは自由なので、万が一お子さんがぐずっても大丈夫ですよ。
シアタールームから出ると、桜島に息づく自然の移り変わりや、度重なる噴火による地層の変化などの展示を見て回ります。自由研究で勉強しに来る子どもも多いとか。長男はとっても大きな「桜島大根」の展示に大喜びでした!
世界一の重さをもつ大根としてギネスブックに認定された「桜島大根」の模型
配信: mamagirl