埼玉県大宮市で「大宮門街(オオミヤカドマチ)」の商業スペースを運営する中央デパートは、同館内に昼は蕎麦屋で夜は社交場となる「SHABA(シャバ)」を6月24日(月)にオープンする。
大宮にかつてのにぎわいを
東日本の玄関口とうたわれる大宮で思い出されるのは、老朽化した無骨な建物、ギラギラ光るネオンに薄暗い路地道など、ちょっと危ない気配のする原風景。近寄りがたさもあるけれど、同時に人々の前向きなエネルギーにあふれていた。
コロナ禍を経た令和の現代、かつての面影が次第に薄れていっているように感じられる。これは埼玉県や大宮だけの課題ではないのかもしれず、街の新たな活力は街の人々で創り上げていくしかない。そこで、「ゆきあうカド 人つなぐマチ」をコンセプトに周辺地域との連携拠点として、大宮エリアの長期的な発展を牽引するというミッションを背負って、「大宮門街」が2022年に開業した。
この「大宮門街」を中心として今後の大宮の活性化に貢献したいとの思いから、1966年(昭和41年)に開業し大宮の街の変遷とともにありつづけた「中央デパート」は、街の人々をエンパワーすることを掲げ「SHABA」をオープンする。
蕎麦屋&人の関わりを生み出す社交場
「SHABA」は、蕎麦屋としての「昼のSHABA」と、社交場としての「夜のSHABA」の機能を持つ。コンセプトは、素材にこだわった蕎麦屋と人の関わりを生み出す社交場が絡み合う、にぎわいと温かみのある場所。上質な蕎麦の提供だけでなく、夜の時間帯には音楽・アート・カルチャーイベントなどを実施。世代を問わず楽しめるように、「大宮門街」を中心とした周辺地域の盛り上がりを創出していく。
シンプルでモダンな空間の中で、食べ方に合わせてしたためた数種類のつゆとこだわりの蕎麦、季節感のある美しいトッピングが混ざり合う珠玉の一杯を提供。
店内ではゆっくりと時間を過ごすためのコーヒーやスイーツも用意され、カフェとして利用したり、仕事や日常の合間にスイッチを切り替えたりする憩いの場所として、人々の暮らしに寄り添っていく。
また、昼間とは一転して夜の時間帯は、オトナたちが集う嗜みの社交場となる。蕎麦前を味わい、酒を飲むツウな楽しみもあれば、音楽と暗がりが醸し出す雰囲気の中で、ちょっとした出会いもあるかもしれない。こうしたにぎわいが、あの頃の大宮をふと思い出す、人との交わりを楽しめる場所となる。
音楽イベント、アーティストによる企画展・個展、アパレル展示会、ビジネスネットワーキングイベントなどさまざまなイベントを開催予定で、イベント情報は公式Instagramにて告知されるのでチェックしてみて。
配信: STRAIGHT PRESS