“悪夢”を見るほど開発担当者を悩ませた禁断のコラボ「ねるねるねるね ヨーロピアンシュガーコーン味」爆誕!

“悪夢”を見るほど開発担当者を悩ませた禁断のコラボ「ねるねるねるね ヨーロピアンシュガーコーン味」爆誕!

クラシエ株式会社は、今までにない禁断のコラボレーションとして「ねるねるねるね ヨーロピアンシュガーコーン味」と「ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味」を2024年6月17日から数量限定で全国のスーパーマーケットやドラッグストアで販売している。

本コラボ商品は、1986年誕生のロングセラー商品「ねるねるねるね」と「ヨーロピアンシュガーコーン」の互いのブランド担当者が「これまでにないチャレンジをしよう!」という熱い想いから企画立案し、数々の難題を乗り越えて実現したものだ。

■担当になった当初は「おいしくなるはずがない」と思った

「ねるねるねるね」の特長といえば、魔女さんが出てくる過去のCMにもあるように、練れば練るほど色が変わって膨らむというもの。「ヨーロピアンシュガーコーン」のバニラ味を再現するには、このふくらむ変化に必要不可欠な「酸」と「重曹」が味づくりの高いハードルとなる。研究所開発担当者は、担当になった当初「おいしくなるはずがないからやりたくない」と思ってしまったと本音を漏らす。

バニラの甘さを表現するために酸と重曹の量を減らすと「ねるねるねるね」の特長である“ふわふわ”が維持できないというジレンマを抱え、物性調整に苦戦する日々が続いた。いくら試作しても思ったような味にならず、「おいしくない。これではブランド毀損になるのではないか」と今までの知育菓子ではあり得ないほどの厳しい意見があがったことも。最終的には「商品の味が完成していないのに、商品が店頭に並んでいる夢を見てしまう」ほど、この味づくりに悩んだという。

しかし、「絶対にいい意味で期待を裏切るくらいおいしくして、このコラボ企画を実現させたい!」とやる気が湧き、メンバー内や「ヨーロピアンシュガーコーン」の担当者とも何度も打ち合わせや試作を重ねていき、最初は厳しい意見だった上司からの好評も得て、納得の品質で商品化が実現した。

一方、「ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味」では、味の再現に苦戦したという。「ヨーロピアンシュガーコーン」といえば、シュガーコーンとアイスとチョココーティングの三位一体の味わいが特徴だが、酸味のあるフルーツフレーバーが多い「ねるねるねるね」の味わいはその真逆。

試行錯誤を重ねたどり着いた結果、ぶどう果汁を使用して味を整えたうえで、「ねるねるねるね ブドウ味」の風味をプラスすることで、おいしさを損なわずに味の再現に成功したという。さらにパッケージは、魔女さんが出てくる過去のCMの背景をイメージすることで、ねるねるねるねっぽさを表現した。

担当者いわく、「ねるねるねるね ヨーロピアンシュガーコーン味」を楽しむときは「ヨーロピアンシュガーコーン バニラ」と一緒に、「ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味」を楽しむときは「ねるねるねるね ブドウ味」と一緒に食べて、味を比べてみるのがおすすめとのこと。衝撃的なコラボを体験したい人は、ぜひ手に取ってみてほしい。

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