「リボンの騎士」とコラボしたレトロポップなミニ財布が登場。小さいふ専門店の革職人が上質なレザーでハンドメイド

「リボンの騎士」とコラボしたレトロポップなミニ財布が登場。小さいふ専門店の革職人が上質なレザーでハンドメイド

大阪府茨木市で革小物の製作・販売をするクアトロガッツが、「リボンの騎士とコラボした 小さい財布小さいふ。」(1万6280円)を2024年6月14日に公式サイトで発売した。

■手塚治虫コラボ第7弾「リボンの騎士」の本革ミニ財布が登場
「リボンの騎士」は、男の子と女の子2つの心を持ったサファイア姫の恋と冒険を描いた作品。主人公のサファイアと、その運命を左右する天使のチンクがデザインされたレトロでかわいいミニ財布「小さいふ。」が誕生した。

■男の子と女の子2つの心をデザイン
天使チンクが間違えて男の子の心を飲ませてしまったことから、男の子と女の子の両方の心を持って生まれたサファイア。神様はチンクに、その心を取り戻すよう命じたところから物語が始まる。

今回のデザインは、物語のテーマである“女の子の心”と“男の子の心”を表現し、赤と青が基調。ハートはサファイアの被っている帽子のリボンでもあり、たくさんのハート柄にサファイアと天使チンクが佇んでいる。

■2つの性のはざまで悩むサファイア
男の子と女の子の両方の心を持つサファイアが、勇ましい騎士の姿とかわいらしいドレス姿を行き来し、「一体自分はどちらなんだろう?」と心の葛藤を抱えながらストーリーは進んでいく。

勇ましい騎士の姿をしたサファイアは、女性が“おしとやか”であるべきとされた時代に、男の子っぽさに憧れる女の子たちを魅了。また、現代でいうXジェンダー(男性でも女性でもない性自認を持つ人)の人々にも共感を呼んだ。

作品が発表されたのは約70年前。LGBTQの問題も今ほど理解されてない、むしろ今より差別されていた時代に描かれた「リボンの騎士」を読むと、時が経つほどに漫画家・手塚治虫さんのすごさを感じる。
■小さなお財布“小さいふ。”
お札とカード、名刺とコインがたくさん入るコンパクトサイズで、ジャケットのポケットやカバンの中でも邪魔にならないのが特徴。これからのミニマルな持たない暮らしにもフィットする。

手のひらサイズでも、お札は約10枚~20枚、コインは約20枚~30枚、カードは約6枚~9枚収納可能。

■ほかにもある手塚治虫作品コラボ
「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラック・ジャック」「ブッダ」「アトムキャット」ともコラボをしている。

今回の商品について担当者に話を聞いてみた。

ーー今回の商品の狙いは?
リボンの騎士ファンはもちろんですが、若い世代のまだ手塚作品を読んだことがない人にも、コラボを通じて知っていただくきっかけになるとうれしいなと思っています。

ーー今回の商品のイチオシは?
イチオシはレトロポップなデザインです。物語のテーマである「女の子の心」と「男の子の心」を表現した赤と青のハート柄をベースに、王女サファイア、天使チンクをデザインしています。

ーーユーザーへのメッセージは?
特集ページでは、女装パフォーマー/ライターとして活躍中のブルボンヌさんにもインタビューさせていただき、フェミニズムやLGBTの視点から手塚治虫作品の魅力を語っていただきました。作品、財布ともにWebページも楽しんでいただければと思います!

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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