岐阜県下呂市のセレクトショップ「KINHIDA(金飛騨)」は、雪の下で育った日本茶「金飛騨茶 57577」を使ったカクテル2種を、東京・銀座の東急プラザ銀座屋上にあるルーフトップカフェ&バー「The Mint Ginza」にて、6月1日(土)より提供中だ。
親子でつなぐ、飛騨と自然の未来
飛騨の山奥で、知識も技術も材料も、手間を惜しまず磨きをかけて、ひたむきに謙虚にモノづくりに励む人たちがいる。金飛騨は、そうしたモノができあがるまでの歴史や、丁寧につくりあげる人のストーリーを感じてもらいながら商品を届けるセレクトショップだ。
豊かな自然に囲まれた飛騨に住む豊かな人々や風情が、少しずつ失われていく現状を変えたいという想いから、庭師として長年自然と向き合ってきた父と、様々な分野で事業をつくってきた息子が、日本の資産を守るためにスタート。飛騨の特産品を日本の希少品にしていくことを目指している。
雪の下で育った歌いたくなる日本茶
飛騨では、およそ500年前、芭蕉と並ぶ三大放浪詩人である宗祇によって、山奥で茶葉の生産が始まった。雪の下で育つ茶葉は、クセのない澄んだ味わいで、献上茶として多くの歌人や貴族に愛されたという。約300年前には、京都の九条家から和歌を贈られ、名実共に「歌いたくなる日本茶」となった。
こうした歴史をもつ金飛騨茶「57577」は、2023年7月パリにてプレローンチし、現地フランス人に大好評を博し即完売。同年9月に東京駅グランスタにて国内プレ販売し、12月に国内販売をスタートした。
配信: STRAIGHT PRESS