どうしてもアイテム数が多くなりがちな防災グッズですが、できるだけコンパクトに収納したいですよね。省スペースに収納するためにどんな工夫ができるでしょうか。今回はおすすめの収納アイディアを4つ紹介します。
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梱包用テープ・トイレットペーパーは芯を抜いて保管
粘着テープ(ガムテープ)やトイレットペーパーは、災害用の備蓄品として必須アイテムの1つですが、ロール状ではどうしてもスペースを取ってしまいます。
そこでおすすめなのは、芯を抜いて保管する方法です。芯を抜くと潰して保管できるので、下の写真のように、より小さいスペースで保管できます。
芯の抜き方は、粘着テープでもトイレットペーパーでもほぼ同じです。
ロールの外周に手を当てて、転がすように全体的に体重をかけていきます。そうするとだんだんロールが柔らかくなっていきます。
芯の紙の層が分離してくるので、層をはがすように取り去ることができます。
トイレットペーパーの場合は、ペーパーと芯の間に隙間ができてくるので、隙間に指を入れて芯を引き出します。
粘着テープは芯を取っても元の形に戻ろうとするので、このように輪ゴムでとめると畳んだままの形を保てます。
圧縮袋を活用
圧縮袋は季節外衣類や布団の収納・旅行時に使うのが定番です。
今回は100均で、手で巻くだけで圧縮できるタイプの収納袋を購入しました。掃除機を使って空気を抜くタイプもありますが、そちらでももちろんOKです。
圧縮袋が布物の収納に便利なのはご存知のとおりですが、タオルや衣類以外でも圧縮袋が使えます。ギュッと力をかけても破損しない、空気を含んで柔らかいものの保管に向いています。
例えば、おむつや生理用ナプキンも向きますね。また、先ほど紹介した芯を抜いたトイレットペーパーも圧縮袋で保管できます。
圧縮袋は、しっかりジッパーで密閉するため、水濡れに強いのもポイントです。
タオルや衣類は乾いたままが良いですし、おむつ・生理用ナプキン・トイレットペーパーは水濡れ厳禁ですから、圧縮袋での保管はピッタリですね。
配信: 防災ニッポン