お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサイト「おてつたび」を運営するおてつたびと東武鉄道は、日光・鬼怒川エリアの「人手不足解消」「関係人口創出」「鉄道利用の促進」を目指して、対象施設でお手伝いをした人に浅草から日光・鬼怒川エリアまでの往復交通費相当の3,000円分の「トブポマイル」をプレゼントするコラボキャンペーンを開始。また、これに伴いコラボページを開設した。
新たな人材マッチングサービス「おてつたび」
おてつたびは、「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語で、「日本各地にある本当にいい人、いいもの、いい地域がしっかり評価される世界を創る」というビジョンを掲げ、2018年7月にサービスをスタートした新たな人材マッチングサービス。
旅を切り口として、人手不足に悩む旅館・ホテル・農家などの地域事業者と、働きながら旅を楽しみたい人をつなぐ。
お手伝いという新しい目的を作ることによって、「観光以上・移住未満」の旅を通じて、著名な観光名所がない地域にも人が訪れ、お手伝いを通して地域と人を繋ぎ、地域の農家や施設の人手不足の解消と、関係人口の創出を目指している。
現在登録者ユーザー数は5.5万人を超え、大学生や社会人、転職活動中の人、シニア世代など、幅広いバックグラウンドを持った人が参加している。
受け入れ事業者数は全国47都道府県、1,400事業者に拡大。業種は、一次産業と旅館など観光業が中心だが、それ以外にもゲストハウスやキャンプ場、酒造会社や水産物の加工業や飲食店など多種多様だ。
日光・鬼怒川エリアの課題解消に向けて
「日光・鬼怒川エリア」は栃木県の北西部に位置し、中禅寺湖、華厳の滝、男体山をはじめとする豊かな自然景観があり、四季折々の美しい景色を楽しむことができる。
世界遺産に登録された日光東照宮をはじめとする日光の社寺へは、多くの観光客が訪れる。その一方で、人口減少や高齢化、観光地の人手不足が課題となっているという。
今回、沿線地域の活性化に取り組んでいる東武グループとおてつたびが連携し、日光・鬼怒川エリアの「人手不足解消」「関係人口創出」「鉄道利用の促進」を目指していく。
おてつたびは、事業者向けに募集ページの作成を支援し、観光需要が高まり人手不足が深刻になるシーズンには「おてつたびサイト」に特設バナーを設置。日光・鬼怒川エリアの人手確保をサポートする。
東武鉄道は、対象募集の参加者に「トブポマイル」を3,000マイルプレゼントすることで交通費の一部を還元し、申込のハードルを下げることで、申込数の増加に繋げる。さらに、登録されたPASMOデータにより、再訪動向などの調査を実施する。
配信: STRAIGHT PRESS