唐津Farm&Foodが、持続可能な開発のための教育(ESD)を支援・推進する団体として、唐津から初めて「地域ESD活動推進拠点」に登録された。
佐賀県唐津市を拠点に活動
プレシャスプラスチックのアップサイクル
唐津Farm&Foodは、2020年に設立され、佐賀県唐津市を拠点に活動している。代表理事は濱口のぞみ氏。同団体は、海洋プラスチックゴミの回収とアップサイクルを通じて環境教育を推進し、Precious Plasticのマシンを使用したワークショップを開催している。
九州各県の高校生が集まって唐津の波戸岬で開催したESDワークショップ CHANGE FOR THE BLUE
また「CHANGE FOR THE BLUE」というゲームを用いたESDワークショップを通じて、海洋ゴミ問題とSDGsについての意識を高める活動を行っている。地域ESD活動推進拠点への登録を通じて、今まで以上に唐津南高校 虹の松原プロジェクトチームと共に持続可能な開発のための教育を推進し、SDGsに貢献していく。
SDGsの推進基盤である「ESD」
ESDとは、現代社会の問題を自らの問題として主体的に捉え、人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、身近なところから取り組む「think globally, act locally」ことで、問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらし、持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動を指す。
つまり、ESDはSDGsの推進基盤であり、持続可能な社会の創り手を育む教育。地域ESD活動推進拠点は地域・社会の課題解決に関する学びや活動に取り組んでいる学校や社会教育現場の様々な主体に対して地域におけるESD活動の支援窓口としての役割を担っている。文部科学省と環境省により開設されたESD活動支援センターが登録を推進している。
配信: STRAIGHT PRESS