【パリ五輪まで1ヵ月】『フランス』に猫にまつわるの話3選 名付けのルールがあるって知ってた?

【パリ五輪まで1ヵ月】『フランス』に猫にまつわるの話3選 名付けのルールがあるって知ってた?

2024年はパリ・オリンピックが開催される年です。当地では3回目の開催となり、もはやオリンピックのベテラン選手。今回は、パリ・オリンピックにちなんで、フランスにおける猫の小話を3つ紹介します。オリンピック観戦と同様、手に汗握りながら、4年に一度の雑学を脳裏に刻みつけてみてください。読むことに意義あり、です。

3.「散歩中の猫、スピード落とせ」

オリンピックが開催されるパリのお隣、エソンヌ県メヌシーという町には、「Chat en balade, ralentir」という道路標識が近年、登場しました。

日本語に訳すと、「散歩中の猫、スピード落とせ」。ドライバーの死角から飛び出しがちな猫は、常に交通事故の危険性がつきまといます。愛猫家の多いフランスもまた、日本と同じ問題を抱えているのでしょう。

日本だったら、「とび出し注意」や「動物注意」といった味気のないものがほとんどですが、「散歩中」と表現している点がとてもユーモラスです。フランス人の猫への思いやりを感じさせてくれます。

日本に視線を移すと、高知県吾川郡いの町にも猫の道路標識は確かにありますが、フランスのように一般的に普及しているとは言いがたい状況です。

私たちにとって当たり前の光景になれば、フランスと肩を並べる「ペット大国」として、仲間入りを果たした証拠になるのかもしれません。

まとめ

世界中が沸くオリンピック期間中も、おそらく、フランスの猫たちはいつもと変わらない生活を楽しんでいるのでしょう。グルメなごはんを食べて、毛づくろいして、スヤスヤ眠って、ときどき飼い主さんを困らせて。どんなときでもマイペースなのが猫の良いところです。

今回は、フランスにまつわる猫の雑学を3つ披露しました。名前付けのルールにせよ、ペットの住宅事情にせよ、ペット大国としての歴史の深さを感じずにはいられません。

日本ももっと猫を飼いやすい環境が整うといいですね。では、4年後のロサンゼルス・オリンピックのときにまたお会いしましょう!

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