愛犬を叱って怖がるようになってしまったとき関係修復はできるのか
愛犬を叱って怖がるようになってしまったというのは、叱ることも必要だと言われたためにやってしまったことで起こることもありますし、飼い主さんの感情でついやってしまったということもあります。
ここで現在では否定され科学的根拠はないことがわかっている昔のしつけ法しか知らない人は、「そこで甘やかすといけない。めげずに態度で示せば犬は理解するようになる」といったようなアドバイスをしてしまいがちですが、そもそも叱るということは不要ですので無視してもらって大丈夫です。
また、すでに怖がって関係がマイナスになってしまっているのにさらにそこに追い打ちをかける意味もありませんし、それを続けることで関係を修復することは不可能です。
もしも関係を修復したいのであればやってしまったことは取り消すことはできないので、今その時から愛犬を安心させるために優しい方法で取り組む必要があります。
与えられた傷は消えることはないからこそ傷つけない方法を選ぼう
一度受けた傷は消えることはありません。なかには一見あっけらかんとしているような子もいますが、反応のなかで怯える様子や警戒する様子が見られることもあります。
あなたもいろんな状況において誰かに傷つけられた経験があるでしょう。その傷つけられたときの言葉や態度・行動というのは、された側はいつまでも覚えているものです。
そして忘れたように感じていても、ある日何かをきっかけに急に思い出して辛くなったり不安になったりします。
犬もそうやって傷つけられた経験というのは消えてなくなることはありませんので、そんな思いを今後させないためにもこれからは傷つけない方法で接してあげてほしいのです。
配信: わんちゃんホンポ