古今東西で古くから愛されているレタス
夏採りレタスが最盛期を迎えています。「レタス」として、ひとくくりにされていますが、一般的な玉レタスのほかにも、サラダ菜、リーフレタス、サニーレタス、サンチュ、ロメインレタスなど多彩な品種を見かけるようになりました。品種が違うと栄養も異なるのでしょうか? この記事では、そんな疑問と向き合ってみたいと思います。
レタスの歴史は意外に古く、ヨーロッパでは2500年前、中国では1500年前には栽培の記録があります。日本でも1000年前に「ちさ(ちしゃ)」の名で記録があり、江戸時代末期に結球タイプ(葉が1枚1枚巻きながら重なり球状になったもの)のレタス(玉ちしゃ)が導入されました。
レタスの種類別の栄養比較(可食部100gあたり)
代表的なレタス6品種の栄養を比較!
『日本食品標準成分(八訂)』に記載されているレタス(玉レタス)、サラダ菜、リーフレタス、サニーレタス、サンチュ、コスレタス(ロメインレタス)の5品種について栄養成分を比較してみました。
▲焼き肉と相性の良いサンチュ。栄養面でも理にかなっていました。
配信: LASISA