バズピースは、月額550円(税込)で料理やドリンクを無料で楽しめる定額パスサービス「バズパス」を運営している。
コロナ禍で落ち込む外食産業を支えるために誕生
新型コロナウイルスの影響で外食産業、特に居酒屋業態の運営は非常に厳しくなった。
以前は約100万店ともいわれていた市場規模も、現在では約60万店にまで減ったといわれており、宅配サービスや通販業態の市場が伸長している一方で外食産業が低迷し、飲食業の基本である実店舗の売上を支えるサービスが必要とされていた。
同サービスの着想へと至ったのは、「実店舗へ足を運んでもらいたい」という想いからだ。
前代表取締役が飲食店経営の経験が長く、現場の課題感を感じていた。その中で、必要なのは新規来店時にしか使われないクーポンではなく、継続して利用してもらい、飲食店に定期的に足を運んでもらうためのツールであると考えていた。
また、飲食店スタッフの雇用を下支えするためのサポートは何かを考え、バズパス会員売上の一部を飲食店に還元することを事業目的の1つとして、サービスをスタートした。
1日3店舗まで料理やドリンクが1品無料になる
「はしご飯・はしご酒」を特徴とする「バズパス」は、掲載されている店舗でスマートフォンを使って「バズパス」を提示すると、1店舗につき1日1回、料理やドリンクが1品無料になる特典を受けることができるサービスだ。
また、「バズパス」は1日に3店舗まで使用することができるため、はしご酒だけでなくはしご飯までお得に楽しめるサービスとなっている。ランチでパスを使った日の夜には飲み会でも使うことができる。
「バズパス」を使って近隣の掲載店を検索すると、画像だけでなく動画で店の雰囲気を知ることができ、その日の気分に合わせて好きな店舗や無料のバズパスメニューを選んで使うことできる。
さらに、バズパス会員の売上の一部は、飲食店やその店舗スタッフに還元する仕組みになっており、飲食業界初の「パス+雇用支援」サービスとなっている。現在の掲載店舗数は全国に約1250店舗。
配信: STRAIGHT PRESS