創業145年以上の歴史を持つイタリア発のチョコジェラテリア「Venchi(ヴェンキ)」は、ジェラートの新作フレーバー「エクストラダーク ジャンドゥイオット」を、ヴェンキ直営各店にて6月20日(木)より期間限定で発売している。イタリアの伝統的なチョコレートのレシピをジェラートで再現した新フレーバーで、なくなり次第終了となる。

145年以上の歴史があるヴェンキ

ヴェンキは、チョコレートへの情熱をもったシルビアーノ・ヴェンキによって、イタリアのピエモンテで1800年代に創業。チョコレートをまるで宝石のように魅せるシルビアーノの才能は高く評価され、店舗は本物の「チョコレートブティック」として評判を呼んだ。

1878年、ヴェンキ社が正式に創立。その年は、今も愛され続けるヴェンキのアイコン的なチョコレート、ジャンドゥイオットの生まれた年でもある。145年の歴史とともに、ヴェンキはジャンドゥイオットやヌガティーヌなどの数世紀の歴史を持つイタリアのレシピを守りながら、革新的で冒険的な新しいフレーバーの開発も続けている。

2007年からはジェラートのレシピ開発をスタート。天然由来のものを中心に原料を厳選し、合成香料、着色料、添加物の使用を抑え、鮮度にこだわって作られるヴェンキのジェラートは、多様なチョコレートのフレーバーをはじめ、イタリアらしいヘーゼルナッツやピスタチオなど独自の味の世界を展開している。

トリノ発祥の伝統的なチョコレート

「ジャンドゥイオット」とは、トリノ発祥の伝統的なチョコレートの名称だ。ヘーゼルナッツをローストしてペースト状にしたものをカカオと合わせ、ボートを逆さまにしたような形に仕上げる。

トリノ出身であるヴェンキにも、1878年から変わらず守り続けているヘリテージレシピをはじめ、ダークチョコレートやブラウンシュガーを使用したものなど、数々のジャンドゥイオットのレシピがあるという。

今回限定発売されたジェラートの新フレーバー「エクストラダーク ジャンドゥイオット」は、 そんな「ジャンドゥイオット」のレシピをジェラートで再現した、ヘーゼルナッツとチョコレートのソルベ。チョコレートのジャンドゥイオットを作るときと同様の手順を踏み、ヘーゼルナッツのソルベをベースに、ブラウンシュガー(無精製の砂糖)とカカオを加えて作られている。ヘーゼルナッツは、もちろん地元ピエモンテの厳選されたものを使用。ナッティさと力強いカカオ感を引き出す技術に伝統を感じさせる。原材料に乳成分を使用していないヴィーガン・フレンドリーのソルベでありながら、ミルク不使用とは思えないなめらかさにも注目だ。

「イタリアの食文化」×「チョコレートの伝統」×「ジェラート」という特別な掛け合わせは、イタリアのチョコジェラテリアでしか実現しえないと言えるだろう。

配信： STRAIGHT PRESS