石川県小松市の「こまつ女将 小珠の和」に参加する9つの料亭や旅館で、共同開発企画“小珠の和とゴディバ 「結び」のHarmony”が展開中。「ゴディバカフェ」のシェフが監修し、地元の素材を駆使して共同開発したオリジナルチョコレートデザートを、2024年8月31日(土)までの期間限定で味わうことができる。加えて、首都圏で展開する「ゴディバカフェ」でも、小松市と縁の深い九谷焼の器で提供するスペシャルな夏スイーツの販売を計画中だ。
■各店のチョコレートデザートをチェック!
今回の企画では、小松の9つの旅館や料亭それぞれに、魅力的なチョコレートデザートがお目見え。味はもちろん、見た目にもこだわった逸品ぞろい。
[料亭 一浪]
チョコレート羊羹
[日本料理 梶助]
チョコレートスフレ〜ココナッツミルクとカカオソースの出会いとともに〜
[料亭 小六庵]
チョコレート胡麻豆腐
[和餐 伸]
ホワイトアイスの和スイーツ
[安宅の関 長沖]
老舗のレモンゼリーホワイトチョコソース添え
[日本料理 なか乃]
ひゃくまん穀のポン菓子とチョコレートムースのパフェ仕立て
[料亭 まつ家]
苔里蒼翠而如滴 苔の里 蒼翠にして滴るが如し
[あわづ温泉 喜多八]
若女将のカフェモカゼリー~エスプレッソ仕立て 北海道ミルクソフトクリーム添え~
[割烹鮨 米八]
ホワイトチョコレートと豆腐のブランマンジェ
■「小珠の和」って?
加賀前田家三代当主・利常公が小松城を隠居城としてから、ものづくりの文化が花開くとともに、食文化も発展してきた小松。そうした歴史的背景もあり、今なお、町人たちが受け継いできた料亭文化がしっかりと根付いている。
「こまつ女将 小珠の和」は、北陸新幹線の開業をきっかけとして、市内の料理店や旅館の女将たちが結成した会。気負わずに加賀料理を楽しむ小松の料亭文化を広めるための活動を続けている。
■ゴディバカフェ×九谷焼の共同開発企画も進行中!
なお、首都圏にて展開する「ゴディバカフェ」では、2024年7月1日(月)から8月31日(土)までの夏期限定で、九谷焼・加飾部門の伝統工芸士、浅蔵一華さん作のオリジナルの九谷焼を使うスイーツが登場予定。詳細は2024年6月下旬に発表されるとのこと。
九谷焼は、明治期に欧米で「ジャパンクタニ」と称賛された色絵陶磁器の最高峰。原石である“花坂陶石”が取れるのも、小松市だ。
今回の企画について、担当者に話を聞いてみた。
ーー今回の企画の狙いを教えてください。
小松市とベルギー・ビルボールド市姉妹都市50周年を記念して、ベルギー発祥のゴディバが手がける「ゴディバカフェ」と小松市の共同企画として実現しました。新幹線駅開業で小松を訪れる方に小松の食文化・伝統文化を楽しんでもらいたい“小珠の和”と、日本の地域文化を応援したいゴディバジャパンの思いが合致した形です。料亭とチョコレートという意外性のある組み合わせで、料亭未体験の若い世代にも訴求し「小松で料亭デビュー」のきっかけにできればと考えています。
ーー今回の企画におけるイチオシポイントを教えてください。
小松料亭文化・小珠の和/小松伝統工芸・九谷焼/小松代表食材・小松産大麦と「ゴディバカフェ」の共同企画という点です。
ーー今回の企画のアイデアが形になっていった経緯を教えてください。
本企画に参画する料亭・旅館9店舗すべてのメニューについて、「ゴディバカフェ」シェフが現地で監修をおこないました。女将や大将たちは「チョコレートを扱うことになるとは……」と慣れない食材ながらも、試作と対話を重ねてオリジナルデザートが完成。女将の会から始まった企画ですが、伝統を守りつつも新しいものを積極的に取り入れていく大将の姿もありました。
どのチョコレートデザートも、それぞれに趣向を凝らした魅力的なものばかり。期間限定なので、気になる人は早めにチェックしよう!
配信: Walkerplus
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