猫がハァ~と『ため息』がついたときの心理3選 何か悩みごとでも?

猫がハァ~と『ため息』がついたときの心理3選 何か悩みごとでも?

猫もため息をつくって知っていましたか?人と似ている理由もあれば、まったく違って理由でため息をつくことがあります。では猫はどんなときに、どんな理由でため息をつくのでしょうか?おもな理由について紹介します。

3.緊張から解放されたとき

猫は緊張がゆるんだ際にも「ハァ~」とため息をつきます。

たとえば猫は、狩りの獲物を見つけたときや、大きな音がしたときに緊張して体を硬くします。その緊張から解放されたときに「ハァ~」とため息がもれてしまうことがあるようです。

体の緊張がとけて思わずでてしまうため息といったところでしょうか。

この場合「ハァ~」のほかにも「フッ」という短いため息をつくこともあります。

日常生活のなかでは、同居猫と走り回ったあと、おもちゃでたくさん遊んだあとなどに「楽しかった」という意味で「ハァ~」「フウッ」「フッ」といったため息をつく猫もいます。これらは遊びで緊張していた状態から開放された瞬間のため息です。

そのほか爪切りのあと、グルーミングのあとにも「ハァ~」とため息をつくことがあります。

まとめ

ため息というとネガティブなイメージが強いのですが、猫の場合は必ずしもネガティブな気持ちのあらわれとは限りません。猫がため息をつく大きな理由は「気持ちを落ち着かせる」「気持ちを切り替える」の2つです。

たとえば、緊張から解放されてホッとした瞬間、驚いて気持ちを落ち着かせようとしているときなどがあります。

人間のため息はネガティブな意味合いも強いですが、猫の場合は気分転換の意味合いが大きいと言えるかもしれませんね。

また、人のため息の場合は口を開けてする場合が多いかもしれませんが、猫の場合は口を開けてため息をつくことはほぼありません。口を開けてのため息や口呼吸が多い場合、ため息後も息が荒い場合は呼吸器に問題がある可能性もあるので、単純なため息なのかどうかよく注意して見てあげてください。

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