猫を『飼い主さんの手で遊ばせる』ことの危険4選 エスカレートすると傷だらけに…

猫を『飼い主さんの手で遊ばせる』ことの危険4選 エスカレートすると傷だらけに…

手を使って遊ばせるのは、もっとも簡単で猫の食いつきも良い遊び方かもしれません。しかし、日常的に手を使って遊んでいると、危険なこともあります。本記事では猫と「飼い主の手で遊ばせる」ことで起こる危険について解説していきます。

3.捕まえるのが難しくなる

手を出すだけで攻撃するようになってしまうと、猫を捕まえることが難しくなってしまいます。

猫を病院へ連れて行くときや、投薬治療をするときなど、猫を抱きかかえなければならない場面はたくさんあります。また、病院で獣医師の手を噛むようになってしまうと、治療することが困難となる可能性も。

猫に触れることが難しくなると、体の異変に気が付くのにも時間がかかってしまうので注意が必要です。

4.感染症の危険がある

人が猫に噛みつかれることで、感染する可能性があるのが「パスツレラ症」です。猫の口の中にはパスツレラ菌が多く存在し、噛まれたり引っかかれたりすることで感染します。

パスツレラ症にかかると、傷を受けた場所が腫れあがり、痛みや発熱といった症状が出ます。悪化するとリンパ節が腫れたり関節炎や骨髄炎を発症する危険性もあります。

また、高齢者など免疫が落ちていたり呼吸器疾患を患っている人の場合は症状が悪化する可能性もあります。

猫に噛まれる回数が増えるだけ感染症のリスクも高まるので、手遊びをして傷を作るのは非常に危険です。

猫と一緒に暮らしていくためには、私たち飼い主の安全を守ることも非常に重要ですので、注意しましょう。

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