SNSでソロ活や体調不良など、30代のリアルな日常を漫画で綴るみくるべさん(mikurube_manga)。なかでも34歳で初めてできた恋人に突然失恋し、そこから立ち直るまでの日々を描いた漫画は、読者から大きな反響があった。
「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」は、当時の心境をより詳しく描いたコミックエッセイ。彼との出会いや嬉しくなかった初体験、そして現在思うことなどが、赤裸々に綴られている。
本記事は「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」から一部抜粋・編集してご紹介。今回は、30代まで恋愛経験がなかったみくるべさんの感じたモヤモヤや悩みについて。職場の人ととの恋バナや婚活の難しさ。そもそも男の人とどう話したらいいの…?と、恥ずかしさや戸惑いが膨らんでいく。
■恋愛していない自分は「世の中の普通」ではない…?
今回は以前職場の人に「彼氏いないの?」と聞かれて、「ウッ…!」となったエピソードです。恋愛したことがない=性交渉の経験がないと言っているようで、気まずさを感じました。
仕事をするうえで恋愛事情は関係ないにも関わらず、会社に入ってからは世の中に恋愛トークが好きな人がたくさんいるのだと実感。 恋人がいないことが少数派の部署だったため、恋愛していない自分は「世の中の普通」ではないのだと徐々に思うようになりました。
私は中高大が女子高だったので、そもそも男の人とどう喋ったらいいのかがわからず。「男性だ!」と変に意識してしまって、緊張していました。周りはどんどん性別関係なく仲良くなっているのに、共通の話題もなければ仲良くなる方法もわからなくて…。でも男性だと特に意識してしまいますが、人と話すときはどんな場面でも緊張してしまいます。「何を話そう?」と先に考えすぎて、後でどっと疲れたり。考えなくてもいいことをずっと考えて自滅するタイプです(笑)。
「人生恋愛だけじゃない!」と趣味に没頭した結果、SNSに届いた一通のリプライ。これがのちに付き合いフラれる彼との出会いとなるのだった…。
取材・文=石川知京
配信: Walkerplus
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