3.横になってお腹を見せる
飼い主に甘えたいと思ってお腹を見せているときの猫は、飼い主が自分を見ているかを確認しています。
動物の弱点であるお腹を見せる行為は、強い信頼関係や安心できる環境でリラックスしていることを示しています。
さらに、飼い主の目の前でわざとお腹を見せる行為は、自分が甘えたいことを意思表示しているのです。気持ちが強いと、手をグーパーすることもあります。
気温が高くなると猫が仰向けになって、いわゆる「ヘソ天」の恰好で転がっている猫もいますが、暑いときのヘソ天と甘えたいときのヘソ天との違いは猫の視線です。
ヘソ天は無防備でかわいい行動ですが、お腹を触っていいという意味ではありません。いきなり触ると、甘えたい気持ちも吹っ飛び、猫は起き上がってどこかへ行ってしまうかもしれません。
もし、甘えたそうにしていたら、まずは声をかけて、耳の後ろや頭などをコチョコチョしてあげてください。起きあがってすり寄ってきたら、一緒に過ごす時間を大切にしましょう。
まとめ
猫は気持ちの表現方法が微妙なため、猫の気持ちを正しく読み取るのはすこし難しいところもありますが、今回紹介した甘えたいときのサインは、比較的わかりやすいので、猫に気持ちの応えてあげやすいものです。
猫が甘えたいと思っているときは、控えめにジッと見つめてきたり、積極的に膝に乗ってきたりしますが、横になってお腹を見せることもあります。
これらの行動はいずれも信頼と安心感をあらわし、飼い主に甘えたいなぁと思っているサインですので、愛猫がしてきたときには、優しく撫でて一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
配信: ねこちゃんホンポ
関連記事: