きっかけは「ふりかえりビーズ」
今回の導入のきっかけは、シャイン・オン!キッズが「TSURUMIこどもホスピス」で「ふりかえりビーズ」のワークショップを開催したこと。
「ふりかえりビーズ」は、治療中にビーズ・オブ・カレッジに参加しなかった人や、退院後に中断してしまった人を対象に、過去の記録を思い出しながらビーズをつなぐプログラムだ。
これまで、「ふりかえりビーズ」への参加が可能な施設は、千葉市稲毛区にある「いなげ未来クリニック」のみだったが、今回の導入により、関東圏・関西圏の2箇所となった。
不定期のイベントとして開催していた「ふりかえりビーズ」だったが、それぞれの地区で子どもたちがプログラムに参加できる機会が広がった。
シャイン・オン!キッズについて
シャイン・オン!キッズは、小児がんや重い病気の子どもたちとその家族を、心のケアのプログラムで支援する団体。ビーズ・オブ・カレッジを展開できる組織として認証を受けた、日本で唯一の組織だ。
ビーズ・オブ・カレッジのほか、動物介在療法である「ファシリティドッグ・プログラム」も展開している。
また、小児がん経験者のコミュニティ「キャンプカレッジ」、オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供する「シャイン・オン!コネクションズ」、小児がん経験者のWEBコミュニティ「シャイン・オン!フレンズ」なども運営している。
「TSURUMIこどもホスピス」で始まった新たなプログラムに注目だ。
シャイン・オン!キッズ:https://sokids.org/ja
■TSURUMIこどもホスピス
住所:大阪市鶴見区浜1丁目1-77
HP:https://www.childrenshospice.jp
※シャイン・オン!キッズが研修を行い、子どもと一緒にビーズを繋ぐ人。導入病院の医療従事者を中心に、国内で1000名以上が登録されている。
(Higuchi)
配信: STRAIGHT PRESS
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