3.寄生虫が付いている
猫が寄生虫に感染している場合、腸内に潜んでいることがほとんどです。その寄生虫や卵が便とともに排出されるときに、肛門に付着することでムズムズしたりかゆみが出たりします。
肛門に寄生虫が付着しているのが確認出来たら、獣医師に相談し適切な検査と治療をしてもらうようにしてください。駆虫薬を使用することで対処することができます。
4.肛門嚢の詰まり
猫の肛門には、肛門嚢(こうもんのう)という袋のようなものがあり、その中に肛門腺液と呼ばれる分泌液が溜まっています。猫の肛門から臭いニオイがするのは、この肛門腺液が原因です。
この肛門嚢が何らかの理由で詰まってしまうと、猫がお尻に違和感を感じるため、ズリズリとお尻をこすりつけるようになります。
猫のお尻から悪臭がしたり、しきりに舐めたり腫れが見られるようなら肛門嚢炎を引き起こしている可能性があります。
放置しておくと膿が溜まり、最悪の場合、肛門嚢が破裂して手術が必要になることもあるので注意が必要です。
猫が執拗に肛門を気にしていたり痛みを感じているようであれば、すぐに動物病院へ連れて行くようにしてください。
配信: ねこちゃんホンポ