チャールズ国王と天皇皇后両陛下、お別れの場の「めったに見られない」話題のシーンは?


2020年10月28日、カミラ夫人とチャールズ国王(当時は皇太子)

 チャールズ国王からの招請を受け6月22日に英国入りした天皇皇后両陛下が、25日から27日まで国賓として国王とカミラ王妃から最上級の“おもてなし”を受けた。

目次

天皇と英国王のつながり

チャールズ国王のスピーチが大きな話題に

天皇陛下が行ったスピーチは?

カミラ王妃は好感度◎

晩餐会の食事メニュー

「国王がこんなに心を許している姿はめったに見られない」シーンとは?

天皇と英国王のつながり

 抗がん治療中であることを忘れさせるほど、天皇皇后両陛下をフルアテンドしたチャールズ国王。いつもポケットに手を入れ気難しそうな顔をしている国王が、両陛下の前では表情を崩しっぱなしで、馬車パレード中も晩餐会でも、どれだけ積もる話があるのかと思うほど会話し続けた。

 両手を大きく広げたり、ボディタッチをするなどポジテイブなボディランゲージを炸裂させていたことから、ネット上では「心からおもてなしをしたいという気持ちが見える」「純粋におもてなしをしたいのだろう」「国王がここまでホストに徹している姿は見たことがない」と感じた人が多かった。

 天皇陛下は1983年から85年までオックスフォード大学に留学していた時に、チャールズ国王と初めて会い、84年の夏にエリザベス女王の招待を受けスコットランドのバルモラル城に滞在した時に、チャールズ3世と一気に距離を縮め、陛下にとって兄のような存在になった。

 チャールズ3世も同じ立場である陛下を信頼しており、「短気で気難し屋といわれる国王だが、陛下と一緒にいる時は、いつも心を許したような表情になる」といわれるようになった。

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