3.爪とぎを兼ねている
猫は爪とぎをすることで、ストレスを発散したり気持ちを静めたりします。カーテンに鋭い爪を突き刺して登ることで、爪とぎをしているような感覚を得ていることもありそうです。
また、猫は縄張り意識の強い動物です。そのため、猫は爪とぎをすることで、肉球にある「臭線」から出る自分のニオイを着けてマーキングをする習性もあります。
もしかしたら、カーテンやその上にある場所が自分のテリトリーであることを示したいという意味もあるかもしれませんね。
「カーテン登り」をやめてもらうための対処法
前述の通り、猫が「カーテン登り」をしてしまう理由には、「運動不足」「ストレス解消」「狩猟の疑似体験など本能的な部分」に原因があることが推測できました。そのため、愛猫のカーテン登りやめさせたい場合は、これらの本能を満たしてあげることが必要です。
たとえば、高い位置に行きたい葛藤や上下運動を満たしてくれるのはキャットタワー。狩猟本能や運動量が不足していると感じたら定期的におもちゃで遊んであげましょう。なお、猫じゃらしをキャットタワーに這うように登らせていくことで、狩猟本能が刺激できますよ。
また、爪とぎに関しても、愛猫が安心して爪とぎができる場所を用意してあげましょう。キャットタワー爪とぎができるタイプのものがほとんどですが、家の中の数カ所に爪とぎスポットがあってもよさそうです。
このほかにも、カーテンの素材を猫の爪がひっかかりにくいタイプに替えたり、猫の苦手な香りをつけたり、爪を短くカットするという方法もあります。
ちなみに、カーテンをブラインドに交換する場合は、横型の場合は猫が登ったときに折れて猫がケがをしてしまうこともありますので、縦型タイプがおすすめです。
配信: ねこちゃんホンポ