成田国際空港グループのグリーンポート・エージェンシーは、菅原工芸硝子とコラボレーションし、素材にリサイクルガラスを用いたグラスを製作。リサイクルガラスを使用したグラス「NRT×Sghr Recycle glass」を限定100個発売している。

リサイクルガラスを使用したグラス

「NRT×Sghr Recycle glass」の素材に使用されたリサイクルガラスは、菅原工芸硝子がガラス製品を製作した際に発生するガラス片のうち、本来廃棄していた色が混ざってしまったガラス片などを再利用したものだ。

菅原工芸硝子のリサイクルへの取り組みと、環境にやさしい循環型空港であるエコエアポートを目指す成田空港の取り組みが合致し、今回のコラボレーションが実現した。

デザインは同じくエシカルな取り組みとして、グリーンポート・エージェンシーが販売する、成田空港オリジナルエシカルクラフトジン「Cloud9」に合うように企画し、底から口に向かって広くなる形状は、「Cloud9」を彩る千葉県産ボタニカルの香りをより引き立たせる。

なお、成田空港オリジナルエシカルクラフトジン「Cloud9」は、千葉県酒々井町の「飯沼本家」の酒粕をアップサイクルした原酒と、ボタニカルに空港伐採木など(※)を使用している。

今回のコラボに至るまで

菅原工芸硝子では、ガラス製品を製作する際に発生するガラス片のうち、本来廃棄されていた色が混じったガラスなどをリサイクルし素材にした「Sghr Recycle」を販売してきた。

環境への取り組みを推進しているグリーンポート・エージェンシーが、菅原工芸硝子のリサイクルへの取り組みに着目し、企画を持ち込んだことでコラボレーショングラス「NRT×Sghr Recycle glass」が誕生。

素材の特性上、リサイクルガラスの発色は一期一会だ。職人が手仕事で仕上げた一つ一つ異なる模様のオリジナルグラスになっている。口元にかけて徐々に広くなるデザインは、成田空港オリジナルエシカルクラフトジン「Cloud9」のソーダ割の香りがより引き立ち、さらに美味しくいただけるよう設計されている。

配信： STRAIGHT PRESS