骨格タイプ別の特徴と似合う服
ー一生変わらないのなら、自分のタイプをぜひ知っておくべきですよね。
海保:そうですね。しかも、年齢を重ねてボディラインに変化があっても、その変化の仕方自体に骨格タイプごとの特徴があります。だからこそ骨格タイプを知っていれば、体型の変化をプラスにとらえ、ご自身の個性を活かした着こなしができるようになるんです。
ー骨格3タイプの特徴を解説お願いします!
海保:「ストレート」は立体感がある体型です。バストトップやヒップが高く、脂肪よりも筋肉がつきやすい特徴があり、二の腕や太ももの前の筋肉が張りやすい方が多いです。スタイルアップのためには、いかに「体を薄く見せるか」がポイント。Iラインシルエットのシンプルでベーシックなスタイルが似合います。
「ウェーブ」は体が平面的。バストトップやヒップの位置が低く、骨が華奢です。腰回りや下半身に脂肪がつきやすいタイプでもあります。体が薄い分、足し算でコーディネートすると良いでしょう。装飾のあるトップスやスカート、ハイウエストのワンピースなど、ソフトでエレガントな曲線的なスタイルが似合います。
「ナチュラル」は一番骨が発達しているタイプ。手足が長く、関節が目立ちます。鎖骨・肩甲骨が出ていて、肉感はあまりないのが特徴です。ゆるっとラフなスタイルがこなれて見えるので、長さ・ボリュームをプラスしたコーデが◎。最近のトレンドであるオーバーサイズのスタイルが似合うタイプです。
自己診断は、家族や親しい友人に診てもらうと◎
ーパーソナルカラーや骨格診断は自己診断もできるのでしょうか?
海保:自己診断もできるのですが、どうしても「こうなりたい」という理想の自分に診断結果が影響されてしまう傾向があります。自宅で診断する場合は、できれば辛口コメントをしてくれる家族や友人に診てもらうと良いと思います。
特に母親は幼い頃から子どもが似合う服を選んでいるので、ご自身のお母さまに診てもらうと意外と正しい結果が出やすいんです。サロンのお客様に伺うと、ご主人の意見も結構言い当てていることが多いんですよ。
配信: mamagirl