お湯を注ぐだけで手軽に食べられるカップ麺。準備や後片付けがいらないため、忙しい時に重宝します。
食べていると、ごくまれに『ビニール状のもの』が入っている場合があるとのこと。その正体が何なのか、食べても大丈夫なのか気になるところです。
本記事では日清食品グループの『よくあるご質問』ページに掲載されている内容を紹介します。
カップ麺の中に入っているビニール状のものの正体は…
日清食品グループは、カップ麺に入っているビニール状のものについて以下のように回答しています。
ごくまれ(1,000万食中に数食)に、ネギの白い皮の部分やコーンの外皮が乾燥等により、硬く薄皮状(あるいは、ビニール状)になることがございます。品質・安全上は問題ございません。
日清食品グループ ーより引用
ビニール状のものを食べても問題ありませんが、日清食品グループは除去に最大限取り組むとのことです。しかし万が一カップ麺の中に見つけた場合は詳しく調べて報告してくれるそうなので、慌てずに対処しましょう。
調理の時に混入しやすい異物にも注意!
カップ麺を調理する工程で、周囲のものが混入してしまうことも考えられます。以下の異物が混入しないよう、十分注意してください。
電気ケトルの部品
お湯を注ぐ際に使う電気ケトルが劣化・破損していると、フィルターや注ぎ口のカバーなどの小さな部品がカップ麺に混入してしまう場合があります。カップ麺を作る前に、ケトルに破損箇所がないか確認しておきましょう。
食品包装用の接着樹脂
ふたの上にオイルやスパイスなどの小袋が付いているカップ麺もあります。小袋をふたに接着させている樹脂がはがれ、調理の時に混入することがあるそうです。
樹脂は厚さ1㎜ほどで、ふたの印刷模様が付いている場合が多いとのこと。混入物の模様を確認し、樹脂かどうか判断しましょう。
包装フィルム
製品を包装する透明なフィルムの扱いにも注意。フィルムの切れ端が混入してしまわないよう、気を付けて開封しましょう。
ウォーターサーバーの吐水口部品
ウォーターサーバーのお湯でカップ麺を調理する際、吐水口にある部品の混入にも注意が必要です。
吐水口に取り外しできる部品が付いている場合、部品のねじが緩んでいるとお湯を注いでいる時にカップ麺の中に混入することがあります。
部品は、直径約20㎜・高さ約13㎜くらいの筒状。もしこのような形状のものが入っていた場合は、ウォーターサーバーの吐水口を確認してみてください。
カップラーメンにはまれに異物が入っている場合があります。また調理時にはなんらかのタイミングで異物が混入してしまうことも。落ち着いて迅速に対処できるよう、あらかじめ混入の可能性があるものを把握しておきましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 日清食品グループ
配信: grape [グレイプ]
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