猫はいくつになったら「大人」なの?子猫から成猫になったことがわかるポイント4つ

猫はいくつになったら「大人」なの?子猫から成猫になったことがわかるポイント4つ

猫が子猫から成猫になるまでには、心も体も大きな変化を遂げます。本記事では、「成猫」がいくつからなのか、子猫が成猫へと成長しているのがわかる変化のポイントを4つ解説します。猫の成長段階を知ることは健康管理をする上でも大切なことですので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

2.歯がすべて生え変わる

猫も人間と同様に頭蓋骨の成長に伴って歯が生え変わります。猫の場合は生後3ヵ月~6ヵ月あたりで、歯茎の下で形成されていた永久歯が乳歯を押し出す形で生えてくるのです。

乳歯は生後3ヵ月頃から抜け始め、生後6~8ヵ月頃になると乳歯のときには無かった後臼歯を含め30本の永久歯が生え揃います。

成猫になってからは、一般的に永久歯が白いうちは1歳前後の若い猫と判断でき、年齢を重ねるごとに歯が黄ばんでいきます。

猫は歯周病や口内トラブルが起こりやすいため、大切な歯を守るためにもこまめな口腔ケアが重要です。

3.発情期を迎える(避妊していない場合)

避妊手術を行っていない場合、猫が性成熟を迎える生後6ヵ月前後で発情期が訪れます。

メスの猫は生後4~12ヵ月、オスの猫は生後8~12ヵ月になると交尾ができるようになります。そして発情期には、尿をスプレーのようにまき散らしたり独特の大声で鳴いたり、というような行動を起こすのです。

発情期の問題行動を避けるためにも、『繁殖させる予定がなければ、避妊手術は発情期が訪れる前にすると良い』と言われています。

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