絆創膏はケガをした時に便利なアイテムですが、誰もが「貼ってもすぐにはがれてしまう…」と感じたことがあるはず。
特に指に貼った時などははがれやすく、何度も貼り直すのは面倒なもの。少しでもはがれにくくしたいと思ったら、ぜひ貼り方を工夫してみてください。
警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)の公式X投稿より、はがれにくい絆創膏の貼り方を紹介します。
※X上で投稿を確認できます。
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— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 28, 2024
切れ込みを入れてクロスさせよう
警視庁警備部災害対策課のX公式アカウントは、災害時にも役立つアイディアを数多く発信中です。災害時にはケガも付きものなので、保護するための知恵も事前にしっかりと身につけておきましょう。
絆創膏をはがれにくくするためのポイントは、左右のテープ部分の中央に、切り込みを入れること。通常であれば、左右のテープ2本で固定するところを、左右それぞれ2本ずつ、合計4本で固定するようイメージしてください。
左右の切り込みは、傷に当てるガーゼ部分の手前まで入れましょう。ガーゼを当てたら、指先にぐるりと巻き付け、左右それぞれをクロスさせるようにして固定します。
たったこれだけで、普通に貼るよりも安定感がアップ。細かな作業が多かったり水に濡れやすかったりする指先部分でも、はがれにくくなります。
広げて固定する方法もあり
一方で、関節付近に絆創膏を貼りたい時、左右それぞれをクロスさせると可動域が狭まってしまう可能性もあります。
このような場合、切り込みの入れ方はそのまま、左右の2本をそれぞれ上下に広げるように貼る方法もおすすめです。関節部分をうまく外しつつ、4本のテープでしっかりと固定してくれるので、動かしやすさとはがれにくさを両立させられます。
絆創膏をはがれにくくするためには、ケガをした部位に合わせて貼り方を変えるのがコツです。2パターンの貼り方を頭に入れておき、いざという時に役立ててみてください。
警視庁警備部災害対策課のX投稿に対して、コメント欄には実際に試した人からもその効果を実感するコメントが寄せられています。やはり、普段の貼り方よりも効果があるようですね。
絆創膏をはがれにくくするためには、粘着力の強いものを購入するのもよいですが、出先や災害時にはすぐに手に入るとは限りません。手元にあるものを上手に使って、少しでも快適に過ごせるとよいですね。
[文・構成/grape編集部]
出典 @MPD_bousai
配信: grape [グレイプ]
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