専門知識と連携の重要性
どの診療科目があるか、どのように分担しているかは勤務先の病院やクリニックによって異なり、個人病院であっても専門性の高い内科に対応していることもあります。また、医師にも得手不得手があるため、自分が得意とする専門分野で活躍することで、より高度な診療を行えるでしょう。それにより、患者様にとって最善を尽くし貢献することが可能です。
一方、患者様が体の不調を感じたときはまず内科を受診することが多いため、内科医は専門分野以外にも広い知識が求められる診療科でもあります。その際、内科医の専門分野で対応するだけでなく、患者様の症状に合わせて適切な専門科へ引き継ぐための知識やスキルが求められます。
また、患者様の状態によっては同じ内科でも別の専門科で治療を受けたり、介護サービスを利用したりしています。
患者様にとってベストな体制を構築するには、医師をはじめ、看護師や作業療法士、介護福祉士、ケアマネジャーなど、さまざまな医療従事者との連携が不可欠です。
カンファレンス等で情報共有を行う必要があります。
この記事を監修してくれたお医者さん
粟田裕治
ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長
略 歴
日本医科大学卒業/川崎幸病院 初期臨床研修/川崎幸病院 消化器内科/医療法人社団CMG ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長
保有資格
日本内科学会 認定内科医/日本消化器病学会 消化器病専門医/日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医/日本病態栄養学会認定 NST研修修了/緩和ケア研修修了/難病指定医
配信: 医科歯科健診コラム
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