■皮膚科医・小林先生が解説!真夏こそ注意したい「隠れジミ」の原因とは?
「隠れジミ」は、紫外線ダメージによって生まれたシミの予備軍
出典:カゴメあざやか生活研究所
「隠れジミ」とは、シミの原因になるメラニンが肌の奥深くに蓄積され、シミになる一歩手前のシミ予備軍の状態。つまり、目に見えていないシミだから、見た目では判断はできない。とはいえ、いつシミになってしまうのかは気になるところ。「隠れジミは、一般的にどのくらいで肌に出てくるかの定義はありません。その人の生活習慣や日々のケアによって変わってきます」と教えてくれたのは、こばとも皮膚科の小林智子院長。
では、そもそも「隠れジミ」はどうやって作られてしまうのか? その大きな原因は紫外線。紫外線を浴びるとメラノサイトという細胞がメラニンを生成。日々の生活習慣で酸化ストレスがプラスされて、紫外線ダメージが加速。メラニンが生成されて、肌にシミとして現れてしまうというメカニズム。さらに酸化ストレスは、たるみなどの老化現象も加速させてしまうことに。「シミは一度できるとホームケアでは消さないため、シミになる予備軍のうちに対策する必要があります」
特に、7?8月の時期は、紫外線がますます強くなるからこそ、これ以上「隠れジミ」を増やさないための対策は必須。「毎日の紫外線ケアは、季節に合わせたケアが必要です。さらに、食生活や睡眠などの生活習慣でのケアを掛け合わせた対策が大切です」
<こんな人は要注意>
・紫外線を浴びている時間が長い
・肌のくすみやたるみが気になりはじめた
・お酒を飲む機会が多い、または喫煙している
・食生活や睡眠時間が不規則
配信: OZmall