年間50回以上ビュッフェに通う、ビュッフェオタクのモチ子です。今回はひさしぶりにヒルトン東京の「マーブルラウンジ」にやってきました。
6月中旬より、ディナービュッフェがリニューアル。ブリオッシュ生地でフィレ肉を包んだ「ビーフウェリントン」が登場したり、目の前でお寿司を握ってくれたり、100種ものメニューが楽しめるそう。これは想像するだけでワクワクしちゃいますよね! それでは早速入店します。
まずは、ホテルらしいおしゃれなビジュアルの前菜「カニのフラン・コンソメゼリークラブミート添え」から。カニと濃厚なコンソメの組み合わせが楽しめ、食感はプルプル。ほんのりハーブの香りが漂い、見た目だけでなく味わいも洗練されていますね。
続いて「茄子のグリルとチェリートマトと“ザジキ”ミントと松の実」は、夏らしさあふれる一品。クリーミーなソースを絡めたナスはとろりと柔らかく、チェリートマトのジューシーさもいいアクセントに。
「スモークダック キャロットサフランピューレ 黒ニンニクマヨネーズ エディブルフラワー」もおいしいです。クリーミーなソースと胡椒のピリッと感が、鴨肉の旨みを引き立てていますね。燻製のスモーキーな香りもいい感じ。
お次は、今回のビュッフェの目玉料理があるコーナーへ! 通常であれば「ローストビーフ」が提供されているのですが、サマーディナーではクリスマスシーズンにしか登場しない「ビーフウェリントン」が食べられちゃうんです。なんと豪華なことでしょう。
そもそもビーフウェリントンとは、ブリオッシュ生地で包んだ肉料理のこと。しかもこちらはフィレ肉を使用しているそうで、ますますテンションが上がります。
外側のブリオッシュはバターを纏って香り豊か。その中にはしっとりとしたジューシーなお肉が…。ローズマリーでしょうか? お肉からはハーブの爽やかさも感じられて、ブリオッシュとも素晴らしいバランス。ボリューミーなので、一切れでもかなり満足できる料理です。
付け合わせのトリュフマッシュは、クリーミーでいながら後味は軽やか。口の中でとろけるような食感がたまらないですね。
最高の肉料理をいただいたら、このあたりで最初のスイーツタイム。スイーツビュッフェから厳選された10種類のデザートがディナータイムにも登場しているとあって、どのスイーツもかわいすぎて思わずキュン!
「パラレルワールドなエクレア」は、どうしてパラレルワールドなのか気になってしまいますよね! 甘酸っぱいパッションフルーツのガナッシュ、その上にはなんとパチパチするキャンディが。一口食べるとまるでお祭りのような楽しい気分が味わえます。
見た目がとっても愛らしい「我らいちご世代」。いちごミルクのクリーム、シャンパンムース、グレープフルーツのゼリーが層になっていて、いろいろなフレーバーが個性を出しながらも、しっかり全体の調和が取れていて素晴らしい。口の中でほどけるような食感もたまりません。
そのほか、コーヒー風味のムース「放課後のプリン・ア・ラ・モード」や、ふわふわのレアチーズケーキ「波乗りジョニーが来たなら伝えてよ」、チョコミントのカップケーキ「タイムレスチョコミント」など、独特のネーミングセンスに圧倒されながらも、決して名前負けしない絶品のスイーツばかり。
スイーツのあとは、シャルキュトリーのコーナーに行ってきます。このディナービュッフェは、ハムとチーズもかなり充実しているんですよ。
「イベリコハム」がありました! 塩気がしっかりと効いていて、旨みもたっぷり詰まっています。パンと一緒に食べてもよさそう。「サラミ」は、優しい塩気とほんのりと感じられる酸味が特徴的。ほどよいスパイスの香りも相まって、ついつい食べ過ぎてしまいますね。
ホテルビュッフェといえば「モルタッデラソーセージ」。しっとりとしたソーセージは、脂がのっていてとろける食感。食べ応えも抜群です。「ロゼハム」もしっとり柔らかくて、旨みがジュワッ。
付け合わせに「コルニッション」を持ってきました。コリコリと歯応えがあり、さっぱりとした味わい。ハムやソーセージのおいしさを引き立ててくれる名脇役です。
今日の目玉のふたつ目はこちらの「シーフードステーション」。オイスターをはじめ、有頭エビ、ムール貝まで並んでいます。
ちなみにオイスターは1人3個までの提供で、いくらやウニをトッピングしてもらえるという贅沢さ。まずはレモンがのっている牡蠣からいただいてみましょう。牡蠣はぷりぷりで甘味が口いっぱいに広がります。レモンの爽やかな香りも加わり、シンプルでとてもおいしい。素材のよさが際立っています。
続いて、牡蠣にいくらという豪華な組み合わせ。プチプチのいくらはほどよい塩気で、牡蠣の旨みと融合されていく過程が最高です。
ラストはうにとポン酢! こちらもとびきり贅沢ですよね。うにがとろけていく感触に、牡蠣もおいしくて本当に幸せ。口に入れた瞬間からラグジュアリーな気分を味わえる…そんな一品です。
牡蠣に続いて、ムール貝と有頭エビも堪能しなくては。ムール貝はジューシーで、貝の旨みが口の中で広がります。有頭エビはプリッとした食感。エビ特有の濃厚な甘味を存分に楽しむことができます。この時期に食べるシーフードは格別のおいしさですね。
いろんな種類のチーズがあるので、それぞれカットして持っていきます。
「モッツァレラパールチーズのマリネ」は、もちもちとしたモッツァレラに、甘酸っぱいドライトマトがいいアクセント。チーズはもちろんトマトにもコクがあって、豊かな風味があふれます。
トロッとしたチーズ「ブリー」は、優しい塩気で食べやすい。「エメンタール」は、チーズそのものの旨みがギュッ。
羊のミルクを原料としたスペインのチーズ「マンチェゴ」は、お初にお目にかかりました。ほろほろとした食感が特徴的で、塩気もちょうどよく美味。
こちらは定番の「ブルーチーズ」。独特の旨みとコクがやっぱりすごい。濃いめのチーズなので、クラッカーやフルーツと一緒に食べてもいいかもしれません。
ここでお寿司のコーナーに! 日替わりで3種類のお寿司が食べられるのですが、マグロ、サーモン、イカなど、お寿司といえば!の定番ネタが食べ放題なのはやっぱり嬉しいですね。どのネタも新鮮で、シャリはほどよくもちもち。一口で食べやすいサイズ感も、ビュッフェのお供に最適です。
まるで海外のお寿司屋さんで出てくるもののように、カラフルな見た目の「雑穀米カリフォルニアロール」。中にはチキンとインゲンが入っていて、上にのったシソの爽やかさが絶妙にマッチ。
今度はイエローカラーのカリフォルニアロール「エッグカリフォルニアロール」! カニカマのぷりぷり感と、とびっこの食感が楽しいお寿司。ツナのまろやかさもプラスされて、こちらもおいしいです。
お寿司のお供に持ってきていたのが「豚汁」。ホテルビュッフェで意外と見かけないものなので、ちょっとラッキー。出汁の効いた汁を一口味わうだけでホッとしちゃいますね。豚肉、味がしみしみの大根やにんじんなど、具だくさんなのもうれしい。
配信: OZmall