親自身がウェルビーイングであるために
ー親自身がウェルビーイングな状態でいることも大事ですね。
そうですね、自分の心が空っぽの状態では、人のケアはできないと思いますから、息抜きは大切にしてほしいですね。一人の時間が必要でカフェに行くのが大事な人もいれば、誰かに話をすることが大事な人もいます。まずは自分で見極めて、それができるように計画を練ってみてください。パートナーと話し合って、工夫することも大事です。
ーパートナーや子どもに罪悪感を持ったり、なかなかトライできない人もいます。
例えば、友人にお願いして誘われた形にするなど、多少は強引に自分をその場に引き出すのもありだし、子どもも趣味に巻き込んでしまうのもありだと思いますよ。
お話を聞いたのは
島村華子さん
上智大学卒業後、カナダのバンクーバーに渡りモンテッソーリ国際協会(AMI)の教員資格免許を取得。カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、オックスフォード大学にて、児童発達学の修士、博士課程終了。現在はカナダの大学にて、幼児教育の教員養成に関わる。著書に「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)、「アクティブリスニングでかなえる最高の子育て」(主婦の友社刊)
配信: ぎゅってWeb