結婚相手に妥協した点、「見た目」が最多
結婚相談所事業縁結び「brace」を手がけ「Trinity quest」が、「結婚したときの妥協点やそのことに関する後悔、離婚状況についてのアンケート」を実施しその結果を発表しました。
調査は、2024年6月、30~55歳の既婚女性600人を対象に、インターネット上で行われました。それによると、「結婚するとき相手に関して妥協した点はありましたか?」という質問に対し「妥協した点があった」と回答した人は68.6%でした。一方、「妥協した点はなかった」は31.3%で、妥協した人が多い結果でした。
「結婚相手について妥協した点があった」と回答した人に対し、どのような点を妥協したかについて聞いたところ、「見た目」という回答が41.4%で最多、次いで「収入などの金銭面」が36.2%でした。
妥協して結婚したことに後悔してる?
さらに「結婚するときにした妥協を後悔していますか?」というアンケートに対しては、「かなり後悔している」が20.5%、「少し後悔している」が35.43%、「後悔はない」は44%という結果でした。
「妥協した点があった」と回答した人は離婚を考えているのでしょうか。離婚について質問したところ、「すでに離婚している」は16%、「離婚について本気で考えている」は6%、「離婚について少し考えている」は16.5%でした。
集計したデータを基に、妥協点別に「後悔している人の割合」、「離婚について考えている(もしくはすでに離婚している)人の割合」を計算たところ、以下のような結果になりました。
まず「かなり後悔している」、「少し後悔している」と回答した方の割合がもっとも多かった妥協点は「性格」で85.3%、次点で「価値観の不一致」が76.5%とでした。逆に「後悔している」と答えた方の割合が少なかった妥協点は、「見た目」の60%です。(その他を除く)
次に「すでに離婚している」もしくは「離婚について本気で考えている」、「離婚について少し考えている」と回答した人の割合が多かった妥協点は「価値観の不一致」が54.3%、次点で「性格」が52.8%という結果になりました。逆に「離婚している」、「離婚について考えている」と回答した方の割合が少なかった妥協点は「趣味の不一致」で38.5%でした。(その他を除く)
つまり、後悔したり、離婚にいたった人は、結婚相手に対し「性格」や「価値観の不一致」を妥協していることがわかります。
調査を行った「Trinity quest」は、「人によって許せる部分は違ってくるので一概には言えませんが、相手について迷ったときは、とくに『性格』や「『価値観』といった内面の相性を重視することで、より良い結婚生活を送れる可能性が上がるのではないでしょうか」とアドバイスしています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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