美容整形を隠さない人の割合

「今よりもきれいになりたい」「コンプレックスを解消したい」このような思いから美容整形を受ける人は少なくありません。さらにSNSの普及などの影響もあり、美容整形をカミングアウトする人も増えています。本記事では、実際に整形をした人のアンケートを踏まえ、美容整形を隠す・隠さないについて詳しく解説していきます。

「美容整形は隠すもの」といった印象を持っている方も多いのではないでしょうか？ 美容外科「東京イセアクリニック」が女性患者245名を対象に美容整形に関するアンケート調査を実施し結果を公開しました。設問で、「あなたは美容整形をしたら家族や友人に伝えることができますか？」に対して、9割以上の人が「言える」と回答しました。さらに年齢別に回答結果を見ても10代〜30代の95％以上が言えると答えています。

　また「あなたは美容整形をしたら、SNS（TwitterやInstagram）で発信・投稿をしたいと思いますか？」といった問いには、20代の約半数が「発信したい」と回答しています。隠すイメージのある美容整形ですが、オープンにしたい人が増えているのがわかります。一方で50代の8割の人は「発信したくない」と回答しており、若い年代とは少し回答結果が異なっています。SNSになじみがある年代ほど、ネット上に美容整形の発信をすることに抵抗がないようです。

美容整形をする理由

　美容整形をする人が増えており、隠す人も少なくなっている昨今、実際に施術を受ける人はどのような理由で美容整形にふみだすのか？ アンケートをみていくと、

　1位「きれいになりたい」60.4%、
　2位「悩み・コンプレックスの解消 」58.0%
　3位「自分を好きになりたい・自信をつけたい」50.6%
　4位「かわいくなりたい 」46.1%
　5位「自分磨き・メンテナンス 」41.2%

　1番多かった回答は「きれいになりたい」でした。ほかにもコンプレックスの解消や自分を好きになりたい、メンテナンスなど自分のために美容整形を受ける人が多い傾向にあります。「モテるために」「他人によく思われるために」といった他人からの目を気にするのではなく、自分のために受ける人が多いことに意外な印象を受ける人もいるのではないでしょうか。なかには「自分に対する他人からの評価」を理由として回答している人もいますが、全体の10.2％と非常に少ないようです。

配信： LASISA