バウンサーってどんなもの?

バウンサーは、赤ちゃんをのせて揺らせる椅子のことで、赤ちゃんが心地よいと感じる振動を与えることができます。ゆりかごの機能が付いた椅子をイメージすると、分かりやすいでしょう。
バウンサーを使用したことがない人向けに、使用法や使える期間などを紹介します。
あると便利なお助けアイテム
バウンサーを使うと、ママの目が行き届く場所に赤ちゃんの居場所がつくれます。重量があって簡単には動かせないベビーベッドとは違い、軽量なので簡単に移動できるところがポイントです。
赤ちゃんを見守りながら家事をしたいときや、室内の日当たりがよい場所で日光浴をさせたいときなど、赤ちゃんの居場所を自由に変えたいときに活用できます。
また、赤ちゃん自身の動きに合わせて揺れたり、家族が揺らしたりできるため、手間をかけずにあやしたいときにも便利です。
利用できる期間
バウンサーを利用できる期間は製品によって様々です。
多くの場合、座面をフラットにしたり背もたれに角度をつけたりできるタイプは新生児期から、角度が固定されているタイプは3~4カ月ごろからというように分けられています。
最長で2歳ごろまで、あるいは体重約13kgまでというように設計されているものが多いですが、製品によって使用可能年齢が異なるため使用する前に必ず確認しましょう。
バウンサーのメリットデメリット

バウンサーを使うと赤ちゃんが快適に過ごせるだけでなく、ママにとってもメリットがあります。ただし、デメリットがまったくないわけではありません。
購入前に知っておきたい、メリットやデメリットをチェックしましょう。
長く使える?メリットについて
ベビー用品の中には、新生児期の短い期間しか使えないものもありますが、バウンサーは長い間使用できるため出番が多いところがメリットです。
新生児期を過ぎても2歳ごろまで使えるように設計されているものが多く、揺らしてあやすほかにも、目が届く場所でじっとしていてほしいときや、帰省するときに赤ちゃんの居場所を確保するために使えます。
好き嫌いがあるかも デメリット
赤ちゃんの動きが活発になり始める時期は、おとなしくバウンサーに座っていてほしくても思い通りにいかないことがあります。
また、座らせた状態で揺すってあやせるところはメリットですが、立って抱っこした状態でないと寝つけない子もいるため、赤ちゃんの好き嫌いによって使いにくい面もあるところはデメリットだといえそうです。
長く使うための上手な選び方

バウンサーを長く使用する場合、選ぶときに重視したいポイントがあります。購入してから後悔しないように、バウンサーを選ぶときのポイントを押さえておきましょう。
清潔に保ちやすいか
バウンサーは長期に渡って使えるアイテムなので、清潔感を保てる工夫がされているかどうかは重視したいポイントです。
赤ちゃんの吐き戻しや汗などでバウンサーが汚れることを考えると、座面のカバーが洗える素材でできているものを選ぶにこしたことはありません。
カバーや座面をまるごと外して洗えるタイプを選べば、長い間清潔感を保てます。替えのカバーも準備しておけば、いつでも清潔なものを使えるでしょう。
機能性から選ぶ
ひと口にバウンサーといっても機能は様々で、自動で揺すってくれる機能が付いた電動式のものもあれば、手動式のものもあります。
赤ちゃんが寝つきやすいように、揺れが自動で変化する電動式のバウンサーを選ぶと、寝かしつけの手間を大きく減らせるかもしれません。
おもちゃを取り付けるバーが付いているものを選べば、赤ちゃんの興味を引きやすく、活発な赤ちゃんにも座ってもらいやすいでしょう。
また、キャスター付きのものを選べばリビングから寝室への移動が楽になりますよ。
持ち運びできるかもポイント
家以外の場所で使用することを考えている場合、持ち運びに適しているかどうかは注目したいポイントです。
畳んでコンパクトにできるタイプや、携帯用の袋が付属しているものを選ぶと、外出先に持って行きやすいでしょう。
折り畳めるタイプのバウンサーは、おでかけのときだけでなく、狭い室内でフレキシブルに使用したいときにも活躍してくれます。
まとめ
バウンサーは赤ちゃんを寝かせたり座らせたりした状態で揺すってあやせるため、寝かしつけのときや座って遊んでいてほしいときなどに便利に使えます。
新生児期から2歳ごろまでと長い期間使用できるところや、家の中だけでなく外出時の簡易的なベビーチェアとして幅広く使えるところなどがメリットです。
ただし、赤ちゃんが活発な時期になるとじっと座っていてくれないこともあり、赤ちゃんの個性によっては思うようにいかない場合もあります。
大型の電動タイプからコンパクトに持ち運べるタイプまで、様々なものがあるので、使うシーンをイメージしながら、ぴったりなものを選びましょう。