愛猫が死ぬかもしれない『飼い主のイタズラ』4選 絶対さけるべき理由も解説

愛猫が死ぬかもしれない『飼い主のイタズラ』4選 絶対さけるべき理由も解説

猫の大げさなリアクションは見ていて面白く、SNSで話題になることも少なくありません。しかし中には死につながる可能性を秘めたイタズラもあります。猫にすると危険な「飼い主のイタズラ」について解説します。

1.わざと驚かせる

突然大きな声や音を出すなどして、意図的に猫を驚かせるようなイタズラは絶対にやめましょう。慌てて飛び上がって体をぶつけたり、着地に失敗して怪我をする可能性があるからです。家から脱走して事故に遭ってしまうことも考えられ、大変危険です。

猫を驚かせるイタズラで心理的なストレスを与える場合もあります。わざと驚かせたことがトラウマになり、飼い主さんに攻撃的になってしまうのです。一度信頼関係を失ってしまうと、元に戻すのは容易ではありません。

また、心臓や脳神経などに持病がある場合も、驚かせることで重篤化し命を落とす恐れがあります。猫は心臓などに病気があっても、重症になるまで目に見える症状として現れないことがほとんどですから、見た目だけで「健康だから大丈夫」とは言えません。

一時期、「飼い猫のそばにキュウリを置いて驚かせる」という動画が流行りました。外敵であるヘビに似ているため驚いてしまうのですが、このようなイタズラで命を落とすことも考えられます。

猫は繊細で警戒心が強いため驚きやすい傾向があるのですが、反応が面白いからといってわざと驚かせるのはやめましょう。

2.有害なものを食べさせる

刺激的な食べ物にチャレンジするのが好き、という人もいるかもしれませんが、猫には御法度です。食べ物の中には猫にとって毒性を示すものがあり、食べると中毒を起こして死に至ることもあるためです。

例えば、酸っぱそうにする反応が見たくてみかんを食べさせるのは絶対NG。みかんの皮には、猫が中毒症状を起こしやすい「リモネン」という成分が含まれており、中毒を起こす可能性があります。

その他、ネギ類、カフェイン、ぶどうなども、猫が中毒症状を起こしたという報告があがっているので注意が必要です。

また唐辛子やスパイスなどの香辛料も、猫にとっては危険です。内臓への負担が人間よりも大きいため、胃腸障害を起こす可能性があります。

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