猫の毛についた『白い粉』の正体は?4つの原因と対処法 病気が関係していることも

猫の毛についた『白い粉』の正体は?4つの原因と対処法 病気が関係していることも

「猫の体に『白い粉』がついているけど、いったいなんだろう?」と思ったことはありませんか?その白い粉の正体は「フケ」です。フケは生理現象のひとつですから、出ること自体は異常ではありません。しかしフケが体全体についている、量が多いといった場合は、皮膚になんらかのトラブルが生じている可能性があります。今回は猫のフケが増える4つの原因とその対処法について紹介します。

4.過度の緊張やストレス

過度の緊張やストレスがフケの原因になってしまうことがあります。

猫は強い緊張を感じると毛を逆立てる立毛筋が収縮するため、古い角質層が剥がれやすくなると考えられています。この場合は一時的なもので、気持ちが落ち着くとフケも出なくなるでしょう。

一方ストレスの場合は、ストレスによる過剰な毛づくろいが原因で皮膚炎を引き起こし、フケがでるようになります。

猫がストレスを感じたときに、気持ちを落ち着かせるために毛づくろいをするのは正常な行動ですが、いつもより頻繁に毛づくろいをしているときは注意が必要です。

また、多頭飼育や家庭環境が原因で、正常で適度なグルーミングすらできない緊張状態にある場合もフケを舐めとることができず、フケが目立つようになります。

緊張やストレスの原因を特定し、排除するようにしましょう。

まとめ

猫の体についた白い粉の正体は「フケ」です。

猫の体にフケがたくさん見られる場合は、感染症などの病気の可能性が疑われます。皮膚のトラブルでは、症状が悪化すると完治するまでに時間がかかる場合もあります。感染症の場合、中には他の猫や人間にうつるものもあります。「フケが多いな」と感じたら早めに動物病院を受診しましょう。

また日常生活では、適度な運動、遊び、快適な温度と湿度、清潔な生活空間など心身共にストレスを感じずに過ごせるように環境を整えることも大切です。

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